イサオ・ナカムラ “打楽器の世界”


 シュトックハウゼン、ケージ、ノーノ、カーゲル、ラッヘンマンなど、現代の最先端を行く作品を多く世界初演。1986年にはダルムシュタットのクラーニッヒ・シュタイナー音楽賞を受賞するなど、ドイツを中心に活躍、現在はカールスルーエ音楽大学教授も務める打楽器奏者、イサオ・ナカムラがヤマハホールに初登場する。
 本公演では、5台のティンパニ、小太鼓、マリンバ、コンガ、ハイハットシンバル、ビリンバウ(ブラジルの民族楽器で打弦楽器の一種)…と様々な打楽器を駆使し、フランク・トメー、ディーター・シュネーベルらがナカムラのために作曲した作品を世界初演するほか、彼の音楽のルーツでもあるサンバミュージックも披露される。
 サンバのリズムにあわせて来場者とナカムラが一緒に演奏するコーナーもあるというから、当日はぜひ、シェーカー(ガンザ)、パンディーロ、タンボリンなど、小物打楽器を持参し楽しみたい。
文:唯野正彦
(ぶらあぼ7月号より)

【曲目】
R.ベルナルディー:ティンパニソロのための“グラツィオーゾ” (2012) 日本初演
イサオ・ナカムラ:パンデイロの即興と歌 “トリステーザ”
細川俊夫:打楽器ソロのための “線VI” (1993)
D.シュネーベル/イサオ・ナカムラ:打楽器ソロのためのエクスタシス “マラソンランナー” (改訂版) (2017) 世界初演
M.カーゲル:“エキゾチカ” より ソロ (1971-72)
Y.ワン:チャンゴソロのための“Tip to Top” (2015) 日本初演
P.エトヴェシュ:バスティンパーノのための“雷鳴” (“トライアングル” より ソロ) (1993)
サンバ打楽器を習おうコーナー
皆でサンバ・バトゥカーダ&行進

※曲目追加、一部曲目が変更になりました。
※本公演では、サンバリズムを来場者と一緒に演奏するコーナーを予定しております。
参加ご希望の方は、シェーカー(ガンザ)、パンディーロ、タンボリン等、小物打楽器をご持参いただいても構いません。公演当日会場にてリズムを奏でることができる楽器を配布いたしますが、数に限りがございます。予めご了承ください。

2017.11/11(土)18:00 ヤマハホール
問:ヤマハ銀座ビルインフォメーション03-3572-3171
http://www.yamahaginza.com/hall/