コンチェルト・イタリアーノ スペシャル・アンサンブル

 今年は、ルネサンス期からバロック時代の音楽の礎を築いたイタリアの巨匠作曲家、クラウディオ・モンテヴェルディの生誕450年という大きな記念の年である。ヤマハホールでは、イタリアの代表的な古楽合奏団のひとつであるコンチェルト・イタリアーノが初登場。モンテヴェルディのマドリガーレ(世俗歌曲)を中心としたプログラムで、イタリアバロック音楽の粋を聴かせる。
 鍵盤楽器奏者のリナルド・アレッサンドリーニによって1984年に創設されたコンチェルト・イタリアーノは、その名の通りイタリアバロック作品演奏における世界的な名門団体である。今回はふたりのソプラノ歌手に、ふたりのテオルボ奏者、そしてアレッサンドリーニのチェンバロという、同団選抜メンバーによるスペシャル・アンサンブルが出演。作曲当時の演奏スタイルで歌われる、まさに花束のようなモンテヴェルディのマドリガルたちの数々で、往時のイタリアの空気がヤマハホールに再現される。

上段左より:リナルド・アレッサンドリーニ、モニカ・ピッチニーニ 
下段左より:クレイグ・マルキテッリ、アンナ・シンボリ、ウーゴ・ディ・ジョヴァンニ

■コンチェルト・イタリアーノ スペシャル・アンサンブル
〜イタリアバロック Mazzo di Madrigale(世俗歌曲の花束)〜

2017年6月8日(木)19:00 ヤマハホール

●出演:
コンチェルト・イタリアーノ選抜メンバー
モニカ・ピッチニーニ/アンナ・シンボリ(ソプラノ) 
ウーゴ・ディ・ジョヴァンニ/クレイグ・マルキテッリ(テオルボ)
リナルド・アレッサンドリーニ(チェンバロ)

●曲目:
C.モンテヴェルディ/
・優しい心と恋の炎
・あの高慢なまなざし
・ああ、お前は何と愛らしいのか
・それは本当なのか
・私はとても愛らしい羊飼いの少女
・甘美な光で
・おお、燃えさかる炎
・恋文
・ああ、恋人はどこに
・西風(春風)が戻り

G.カプスベルガー/
・ラルペッジャータ
・パッサカリア
G.フレスコバルディ/
・パッサカリアによる100のパルティータ

●料金:
全席指定6,000円

●チケット申込み方:チケットぴあ
・TEL 0570-02-9999
・Pコード:316-930