珠玉のリサイタル&室内楽 クシシュトフ・ヤブウォンスキ ピアノ・リサイタル

1985年のショパン国際ピアノコンクール入賞以来、同コンクールの審査員、ワルシャワ音楽院で教授として後進の育成など、長年に渡り活躍するクシシュトフ・ヤブウォンスキがヤマハホール・コンサート・シリーズに初登場。
フランス印象派を代表するドビュッシー、ラヴェルの色彩豊かな楽曲に加え、その二人が高く評価していたムソルグスキーの名曲をお贈りする豪華プログラム。今回演奏される「展覧会の絵」は、ホロヴィッツ編曲版に、さらにヤブウォンスキ氏が手を加えた特別な一曲。


■珠玉のリサイタル&室内楽
クシシュトフ・ヤブウォンスキ ピアノ・リサイタル

2017年2月26日(日)14:00
ヤマハホール

●曲目:
C.ドビュッシー/子供の領分
M.ラヴェル/水の戯れ
M.ラヴェル/夜のガスパール
M.P.ムソルグスキー(V.ホロヴィッツ、K.ヤブウォンスキ 編)/組曲「展覧会の絵」

●出演:
クシシュトフ・ヤブウォンスキ(ピアノ)

●料金:5,000円 (全席指定)
●チケット発売日:2016年8月27日(土)

●チケット申込み:チケットぴあ
・TEL 0570-02-9999 ※座席選択不可  
・Pコード:308-242
・WEBからのお申し込み ※発売日11:00より座席選択可能

 

Profile 
クシシュトフ・ヤブウォンスキ(ピアノ)
1965年ポーランドのヴロツワフ生まれ。6歳から12歳までヤニーナ・ブートル女史の下で研鑚を積み,以降ニキタ・マガロフに、1983年からポーランドのカトヴィツエ音楽院でアンジェイ・ヤシンスキ教授に学ぶ。1987年、最優秀成績で同音楽院を卒業、1996年には博士号を取得する。
1985年ショパン国際ピアノコンクールで入賞し、ポーランド出身のショパン弾きとして大いに注目される。その後、ミラノ、パルマ・ビーチ、ダブリン、ニューヨーク、カルガリーでの国際ピアノコンクールでも優勝。ルービンシュタイン・コンクールでは金メダルを獲得した。
30年にわたりヨーロッパ、アメリカ、アジアなど、世界各地でソリストとして幅広く活躍している。ベルリン・フィルハーモニーでのマスター・コンサート・シリーズにも出演した。また、ゲルギエフ、ボレイコ、ペンデレツキ、セミコフ、ヴィットなど、数多くの著名な指揮者とも共演している。近年は、室内楽の分野でも国際的に活躍し、極めて高い評価を得ている。
ロマン派の演奏には定評があり、特にショパンの演奏については30年を越える研究を経てその演奏は絶賛を博している。他方で、F.リースやH.リトルフ、E.ドホナーニ等の作曲家の協奏曲も演奏するなど、精力的に幅広いレパートリーに取り組んでいる。
2013年2月には、ヘルシンキで行われた“バルチック海美化基金コンサート”のオープニングに招かれ、ゲルギエフ指揮ヘルシンキ交響楽団とチャイコフスキーのピアノ協奏曲を演奏した。
日本では、霧島国際音楽祭へ度々参加するほか、読売交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、九州交響楽団などと共演している。2015年はヤブウォンスキの演奏活動30周年に当たり、下野竜也指揮読売日本交響楽団とショパン:ピアノ協奏曲第1番演奏し、絶賛を博した。
近年は後進の指導にも力を入れており、ワルシャワ音楽院で教授を務めるとともに、カルガリーにあるマウント・ロイヤル大学の客員芸術監督も務めている。2005年には第15回ショパン国際ピアノコンクールの審査員に選出された。その指導は、音楽に対する敬虔で真摯な厳しさの中にも、人間的な暖かさ・誠実さが常に感じられ、教育者としての活動の場をも拡げている。