半世紀以上にわたって銀座を代表するホールとして親しまれてきたヤマハホールが、「アコースティック楽器に最適なコンサートホール」として生まれ変わりました。ヤマハの音・音楽の全ての技術とノウハウを投入することで、楽器の音が最も美しく、そしてクリアに響く豊かな残響特性を実現。ピアニッシモでも楽器本来の音が際立ちます。またステージと客席との境界を極力排した設計により、演奏家と聴き手との一体感が生まれ、音楽をより身近なものとして感じることができます。
また内装面では楽器で使用される高品位な木材を多く使用。木の質感を大切にしたアコースティックな斜め格子のウッドパネルは、銀座ヤマハビルの外装のイメージをオーバーラップさせており、まるでホールという楽器の内部にいるような、音と音楽に溢れるシンボリックな空間となっています。
客席数は1・2階合わせて333席で、プロダクトデザイナーの川上元美氏の手による専用の椅子を採用しています。