タレガ・ギターカルテット

 朴葵姫、松田弦、徳永真一郎、そして岡本拓也。それぞれがソロ・ギタリストとして活動しつつ、ギター四重奏の可能性を広げるべく結成したタレガ・ギターカルテット。2015年に結成された彼らは、ギター音楽史においてレジェンド的な存在であるフランシスコ・タレガ(名曲「アルハンブラの思い出」の作曲者として有名)の名前を冠することで、その栄光を現代に受け継ぐべく活動しているアンサンブルだ。そうした彼らが「東京・春・音楽祭」に、カルテットとしては初登場となる。  

左より:岡本拓也、松田 弦、朴 葵姫(パク・キュヒ)、徳永真一郎

 プログラムは、ギター四重奏の持ち味を生かした《セビリアの理髪師》序曲やオペラ《カルメン》からの名曲オンパレード、タレガGQがデビュー時から演奏してきたレオ・ブローウェルの曲、さらにはエキゾティックな響きが満載のローラン・ディアンス作曲《ハムサ》、そしてタレガの名曲も。6×4=24本の弦から生まれる豊かな響き、そして多彩なリズムと音色は「ギターの魅力をもっと知りたい」という方にこそ聴いて欲しいサウンドだ。  

 長い歴史を有し、独特のノスタルジーを感じさせる旧東京音楽学校奏楽堂の空間で、4人の新鮮な演奏が新しい時代の扉を開く。
文:オヤマダアツシ


【公演情報】
タレガ・ギターカルテット
〜朴 葵姫、松田 弦、徳永真一郎、 岡本拓也

2019.4/13(土)15:00 旧東京音楽学校奏楽堂

●出演
タレガ・ギターカルテット
 ギター:朴 葵姫(パク・キュヒ)、松田 弦、徳永真一郎、岡本拓也

●曲目
ロッシーニ(徳永真一郎編):歌劇《セビリヤの理髪師》 序曲
ビゼー(W.カネンガイザー編):《カルメン組曲》
ブローウェル:雨のあるキューバの風景、トッカータ
ディアンス:ハムサ
タレガギターセレクション
/他

●チケット料金(税込)
全席指定¥4,600
U-25¥1,500
※一般発売:2019年1月27日(日)10:00〜
※ U-25チケットは、2019年2月8日(金)12:00発売開始