※3月に来日を予定しておりましたイェンドリック・シュプリンガー(ピアノ)は、右手を負傷した為、「2台のピアノによるワーグナー & R.シュトラウス~レジーネ・ハングラー(ソプラノ)を迎えて」は公演中止となりました。
【謹告】イェンドリック・シュプリンガー (ピアノ)来日日程変更に伴う 3/24公演中止 および 3/26出演者変更のお知らせ
そのコレペティトゥーアにスポットライトを当てる、東京春祭ならではのコンサート。しかも、ベルリンやニューヨークで主役を務める若き世界的ソプラノで、今回の東京春祭《ローエングリン》ではエルザを歌うレジーネ・ハングラーを、わざわざ「迎えて」とする念の入れよう。
主役となるのは、ティーレマンの信頼厚く名歌手との共演も数多いイェンドリック・シュプリンガーと、ウィーン国立歌劇場の声楽指導監督も務めるトーマス・ラウスマンのふたり。前者はシルマー指揮《パルジファル》とヴァイグレ指揮《ニュルンベルクのマイスタージンガー》で音楽コーチを務めたほかクラウス・フロリアン・フォークトとの共演ピアニストでの出演、後者はヤノフスキ指揮《リング》チクルスや今回の《ローエングリン》で音楽コーチを務めるなど、東京春祭との縁も深い。
演目も、ワーグナーとR.シュトラウスのオペラ名場面を2台ピアノ版で聴けること自体貴重だし、それをふたりの達人がどう料理するのか、興味が尽きない。もちろん、ハングラーとの歌曲も、読み込みの深い名演を味わえるだろう。
■2台のピアノによるワーグナー & R.シュトラウス
~レジーネ・ハングラー(ソプラノ)を迎えて
2018.3.24(土)18:00 東京文化会館 小ホール
■出演
ピアノ:イェンドリック・シュプリンガー、 トーマス・ラウスマン
ソプラノ:レジーネ・ハングラー
■曲目
ワーグナー(レーガー編): 《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 第1幕への前奏曲
ワーグナー:《ヴェーゼンドンク歌曲集》
第1曲 天使
第2曲 止まれ
第3曲 温室にて
第4曲 悩み
第5曲 夢
ワーグナー(ドビュッシー編): 《さまよえるオランダ人》 序曲
R.シュトラウス(フリース編):《ばらの騎士》 組曲
R.シュトラウス:《最後の花びらより8つの歌》 op.10
第1曲 献呈
第2曲 何もなく
第3曲 夜
第4曲 ダリア
第5曲 待ちわびて
第6曲 もの言わぬ花
第7曲 サフラン
第8曲 万霊節
ワーグナー(レーガー編):《ワルキューレ》より「ヴォータンの別れ」、「魔の炎」
■料金
S席 ¥6,200 A席 ¥4,600 U-25* ¥1,500
*U-25チケットは、2018年2月9日(金)12:00発売開始
■チケット発売日:11月26日(日)10:00
*先行発売:11月12日(日)10:00