アンドレアス・シャーガー & リディア・バイチ

 2016年の東京春祭ワーグナー・シリーズ「ジークフリート」のタイトルロールで超絶的な歌唱を披露、会場を大興奮の渦に巻き込んだアンドレアス・シャーガーが、東京春祭に帰ってくる。輝かしく力強いヘルデンテノールとして知られるシャーガー、今回はワーグナーの歌曲にウィンナ・オペレッタの洒落たアリアなど、さらに違った一面で魅了してくれるはず。
 また、歌とヴァイオリンの共演も本公演の注目ポイント。ヴァイオリンのリディア・バイチは世界中の名門オーケストラと共演を重ね、確かな技巧と情熱的な美音、そして可憐な容姿から、ヴァイオリンの女神(ミューズ)とも称えられる。
 指揮のマティアス・フレッツベルガーは、優れたピアニストとしても知られる名音楽家。バイチとは世界各地で共演を重ね、その上シャーガーとも共演済みで、まさに理想的なサポート役。本公演では彼の編曲も多数披露される。沼尻竜典が音楽監督として磨きをかける気鋭のオーケストラ、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアと共に、新しいコンセプトのステージが繰り広げられる。

Voice n’ Violin〜アンドレアス・シャーガー & リディア・バイチ
2017.3.19 [日] 19:00 東京文化会館 小ホール

■出演
テノール:アンドレアス・シャーガー
ヴァイオリン:リディア・バイチ
指揮:マティアス・フレッツベルガー
管弦楽:トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア

■曲目
モーツァルト:
 歌劇 《フィガロの結婚》 序曲
 なんと美しい絵姿(歌劇 《魔笛》 K.620 より)
 ロンド ハ長調 K.373
ワーグナー(モットル/フレッツベルガー編):《ヴェーゼンドンク歌曲集》
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ op.28
レズニチェク:歌劇 《ドンナ・ディアナ》 序曲
J.シュトラウス2世:小さいときに孤児になり (喜歌劇 《ジプシー男爵》 より)
リスト(バイチ/フレッツベルガー編):
 愛の夢 第3番 変イ長調 S541
 ハンガリー狂詩曲
レハール:友よ、人生は生きる価値がある (喜歌劇 《ジュディッタ》 より)
クライスラー(フレッツベルガー編):ウィーン奇想曲 〜愛の悲しみ
J.シュトラウス2世(フレッツベルガー編):シュトラウス一家の作品によるメドレー

■料金
S席¥8,700 A席¥7,200 U-25*¥1,500
*U-25チケットは、2017年2月10日(金)12:00販売開始(公式サイトのみでの取扱い)