長原幸太ら、若き名手たちが取り組む、意欲的な取り組み

 2011年から続く「若き名手たちによる室内楽の極(きわみ)」シリーズ。七重奏や八重奏など、室内楽としては比較的大きな編成の曲を演奏するなど、意欲的なプログラムに取り組んできた。そして今回は初めてピアノの入る編成にも挑む。
 読売日本交響楽団コンサートマスターの長原幸太(ヴァイオリン)、同団ソロ首席奏者 鈴木康浩(ヴィオラ)に、上森祥平(チェロ)と、このシリーズには初回から出演している室内楽の名手たちが、ベートーヴェン初期の傑作とも言われる弦楽三重奏第2番、モーツァルトの影響を強く受けながらもシューベルトらしい旋律が随所に見られる弦楽三重奏曲第1番を演奏する。
 最後は国際的な活動を展開するピアニスト田村響と共に、ブラームスのピアノ四重奏曲 第2番で華やかに締めくくる。

■若き名手たちによる室内楽の極(きわみ)
〜ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_3025.html
2016.4.6 [水] 19:00 東京文化会館 小ホール

■出演
ヴァイオリン:長原幸太
ヴィオラ:鈴木康浩
チェロ:上森祥平
ピアノ:田村 響

■曲目
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 第2番 ト長調 op.9-1
シューベルト:弦楽三重奏曲 第1番 変ロ長調 D.471
ブラームス:ピアノ四重奏曲 第2番 イ長調 op.26

■チケット料金(税込)
S席 ¥4,100 A席¥3,100 U-25¥1,500