名手たちによる室内楽の極(きわみ)

 読売日本交響楽団のコンサートマスター・長原幸太とソロ首席ヴィオラ奏者・鈴木康浩。卓越した技術と情熱あふれる演奏姿で読響の顔となっている彼らと、バッハ無伴奏チェロ組曲全曲リサイタルを毎年開催しているチェリストの上森祥平。この名プレイヤー3人が軸となる、東京春祭恒例の人気室内楽演奏会シリーズ。
 今回は、第15回ヴィエニャフスキ国際コンクール第2位受賞後ソリストとして活躍する若手ヴァイオリニスト・岡本誠司、ウェールズ弦楽四重奏団の一員にして東京シティ・フィルの客員首席チェロ奏者も務める若き実力者・富岡廉太郎が加わり、デュオ、トリオ、クインテットでアンサンブルの粋を聴かせる。
 モーツァルトのヴァイオリン&ヴィオラのための名品(第1番)に、若きベートーヴェンが熱意を注いだ弦楽トリオ作品から第3番。そして、シューベルト晩年の大傑作にして同ジャンル作品の最高峰、ハ長調の弦楽五重奏曲。現代の弦楽器演奏をリードする名手たちが、美しさと熱気を兼ね備えた演奏で「室内楽の極」を堪能させてくれるだろう。

名手たちによる室内楽の極(きわみ)
〜モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト

2017.3.26[日]15:00 東京文化会館 小ホール

■出演
ヴァイオリン:長原幸太、岡本誠司
ヴィオラ:鈴木康浩
チェロ:上森祥平、富岡廉太郎

■曲目
モーツァルト:二重奏曲 第1番 ト長調 K.423
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 第3番 ニ長調 op.9-2
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956

■料金
S席 ¥4,600 A席 ¥3,100 U-25* ¥1,500
*U-25チケットは、2017年2月10日(金)12:00発売開始
(公式サイトのみでの取扱い)