ミュンヘン国際音楽コンクール入賞など輝かしい経歴を持つウェールズ弦楽四重奏団 が東京・春・音楽祭に登場。彼らはコンクール入賞後、ヨーロッパでの留学などを経て、現在4人全員がオーケストラ団員としても活動するなど活躍の場を広げている。
結成10年の記念公演となる今回のプログラムは、モーツァルトがイタリア旅行中に16歳の若さで作曲した弦楽四重奏曲第2番K.155と、ウェールズ弦楽四重奏団が得意とするドビュッシーの弦楽四重奏曲op.10。
最後は17歳でブゾーニ・コンクール優勝を果たし、近年では日本でも注目度の上がっているアレクサンダー・ロマノフスキー(ピアノ)と共にドヴォルザークの傑作、ピアノ五重奏曲op.81を披露する。
若いながらも経験豊富な演奏家たちがどのような音楽の対話をしてくれるのか楽しみだ。
■ウェールズ弦楽四重奏団
〜アレクサンダー・ロマノフスキーを迎えて
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_3026.html
2016.4.8 [金] 19:00 東京文化会館(小)
■出演
ウェールズ弦楽四重奏団
ヴァイオリン:﨑谷直人、三原久遠
ヴィオラ:横溝耕一
チェロ:富岡廉太郎
ピアノ:アレクサンダー・ロマノフスキー
■曲目
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調 K.155
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 op.10
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 op.81