25日の春祭からは、N響ソロ・コンサートマスター堀正文とN響メンバー、そしてドイツの名ピアニスト、ゲルハルト・オピッツを迎えたシューベルトの夕べ。
「オピッツさんとはN響で長く共演していますが、室内楽は初めて。いい意味で“渋い”演奏になると思います」と語る堀正文が「即席のアンサンブルではなく、練れていないといけません」との考えから、先日開催された「東京春祭チェンバー・オーケストラ」のフレッシュなメンバーとはうってかわって、N響で長年演奏を共にしてきた旧知の奏者たちと演奏をともにする。
曲は、オピッツを迎えた「ます」のほか、佐々木亮のソロによるアルペジオーネ・ソナタほか、シューベルトの室内楽の佳作がならぶ。
当日券は、S ¥6,500 A ¥5,000 を、18:15より東京文化会館 小ホール当日券窓口にて販売。
■シューベルトの夕べ
〜ピアノ五重奏曲《ます》室内楽名曲選
■日時・会場
3.25 [火] 19:00開演(18:30開場)
東京文化会館 小ホール
■出演
ヴァイオリン:堀 正文
ヴィオラ:佐々木 亮
チェロ:木越 洋
コントラバス:吉田 秀
ピアノ:ゲルハルト・オピッツ
■曲目
シューベルト:
弦楽三重奏曲 第1番 変ロ長調 D.471
ヴァイオリン・ソナチネ 第3番 ト短調 D.408
アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821
ピアノ五重奏曲 イ長調 D.667 《ます》
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