上野の森美術館で3月後半に開催されるのは、全国の40才以下の若手アート作家が平面作品の新作を出品するという方式で、各地の未知の優れた才能を紹介していく「VOCA展2018 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」。その期間中、東京春祭のコンサート「現代美術と音楽が出会うとき」が1度だけ開かれる。本公演は、展示室で開催される貴重なコンサートでもあり、公演タイトル通りにその場限りの刺激的な体験となる。
ホルンの近現代作品をまとめて聴ける機会自体が貴重だし、それを現代アートの環境で体験することで、「現代美術と音楽」の絶妙な相性を体感できる。これぞ“ミュージアム・コンサート”という一夜になる。
■ミュージアム・コンサート
木川博史(ホルン)
~現代美術と音楽が出会うとき
2018.3/23 (金)19:00 上野の森美術館 展示室
●出演
ホルン:木川博史
ピアノ:松岡美絵
●曲目
マドセン:サイが見る夢 
クロル:3つの小品
I. Impromptu
II. Canto mesto
III. Geschwindmarsch
ヴィニェリ:ホルン・ソナタ op.7 
I. Allegro
II. Lento ma non troppo
III. Allegro ben moderato
近江典彦:新作(世界初演)
ピルス:ソナタの形式による3つの小品 
I. Sinfonia
II. Intermezzo
III. Rondo alla caccia
●料金
全席自由 ¥3,600