3月16日(日)に東京文化会館小ホールで上演される東京春祭のStravinsky vol.3《兵士の物語》 (ストラヴィンスキー)。2012年から始まったストラヴィンスキー・シリーズは上演の機会が少ない佳作にもスポットをあてるのが魅力だが、本公演にさきがけ、当日午前11:00から『東京春祭 for Kids 子どものための《兵士のものがたり》』が開催される。
ある兵士がヴァイオリンを弾いていると、そこに老人に扮した悪魔が現れる。兵士は、悪魔が持っている未来のことがわかる本とヴァイオリンを交換する・・・・
この作品で重要な役目をになう語りと進行を務めるのが、英国を中心に世界的に活躍する音楽家・ファシリテーターのマイケル・スペンサー。
マイケル・スペンサーは、ロンドン交響楽団在籍時、団員たちと音楽を通じた教育活動に従事、1998年に札幌のパシフィック・ミュージック・フェスティバルにロンドン響が招待された際に、英国で実践されている音楽ワークショップの教育活動を紹介したほか、2001年以降は毎年のように日本を訪れ、大学やオーケストラとの教育プログラムを展開している。2010年1月には、「日本フィル&マイク・スペンサー 音楽創造ワークショップによる授業づくり」で、日本フィル楽員と杉並区の中音研の教員、東京都の小、中学校の音楽教員が、ヴィヴァルディ作曲「四季」の春をテーマにした授業づくりを研究した。
◆公演情報◆
子どものための《兵士のものがたり》
3月16日(日)11:00開演(10:30開場)[約60分]
東京文化会館(小)
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_1949.html
■出演
語り・進行:マイケル・スペンサー
ヴァイオリン:長原幸太
コントラバス:吉田 秀
クラリネット:金子 平
ファゴット:吉田 将
トランペット:高橋 敦
トロンボーン:小田桐寛之
打楽器:野本洋介
指揮:久保田昌一
東京春祭のStravinsky vol.3
《兵士の物語》〜兵士と悪魔 – 語り、奏でる音楽劇の最高峰
3月16日(日)15:00開演(14:30開場)[約70分]
東京文化会館(小)
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_1834.html
■出演
ヴァイオリン:長原幸太
コントラバス:吉田 秀
クラリネット:金子 平
ファゴット:吉田 将
トランペット:高橋 敦
トロンボーン:小田桐寛之
打楽器:野本洋介
指揮:久保田昌一
語り:國村 隼
東京・春・音楽祭
http://www.tokyo-harusai.com
■関連記事
●長原幸太(ヴァイオリン)「兵士の物語」を語る