ル・コルビュジエが日本に残した唯一の建築作品、国立西洋美術館。2016年7月に世界文化遺産に登録された同館で、2月28日(火)から5月28日(日)まで、『シャセリオー展 19世紀フランス・ロマン主義の異才』が開催される。
WEBぶらあぼでは、この展覧会に読者限定10組20名様をご招待。
フランス・ロマン主義を代表する画家に数えられる、テオドール・シャセリオー(1819-1856)。カリブ海のイスパニョーラ島のエル・リモン(現ドミニカ共和国)で生まれ、フランス帰国後、11歳の若さでドミニク・アングルの門下生となり、16歳でサロンに初出品。師の元で古典主義を学んだ後、アルジェリアへの旅などを通じて、エキゾチズムで抒情に満ちた独自の作品世界を創造していく。
弱冠37歳で急逝したシャセリオーは、絵画作品数260点前後とされているが所在不明作品が多い。母国フランスでも数えるほどしか回顧展が行われず、日本国内でも本格的な展覧会は今回が初となる。
本展では、ルーヴル美術館所蔵品を中心に、16歳で描いた自画像から最晩年の作品まで、シャセリオーの画業を5つのセクションに分け紹介。中期の代表作《アポロンとダフネ》、最晩年の傑作 《東方三博士の礼拝》など、油画、水彩・素描、版画作品に加え、ギュスターヴ・モローやオディロン・ルドンといった、シャセリオーから影響を受けた画家の作品もあわせ、総数約110点が展示される。
また展覧会会期中、『東京・春・音楽祭』ミュージアム・コンサートの一環として、3月27日に小池郁江(フルート)&山宮るり子(ハープ)が、3月28日(火)には駒井ゆり子(ソプラノ)&富岡明子(メゾ・ソプラノ)が出演し、コンサートが行われる。
『シャセリオー展 19世紀フランス・ロマン主義の異才』
2017年2月28日(火)〜5月28日(日) 国立西洋美術館
時間:9:30〜17:30(金曜日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(3月20日、3月27日、5月1日は開館)、3月21日
料金:一般1,600円 大学生1,200円 高校生800円
※中学生以下、心身に障がいのある方と付添者1名は無料
公式ホームページ http://www.tbs.co.jp/chasseriau-ten/
【プレゼント応募先】
ハガキ、またはメールにて、
●住所●氏名●年齢●職業●WEBぶらあぼANNEX東京・春・音楽祭、または、ぶらあぼfacebookについての感想をお書きの上、
2017年3月3日(金)必着でご応募ください。
当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。
〒102-0073 千代田区九段北1-3-6 セーキビル4F
東京MDE「ぶらあぼ 」編集部
国立西洋美術館『シャセリオー展』プレゼント係
e-mail:present_bravo@mde.co.jp
■国立西洋美術館で開催する公演
ミュージアム・コンサート「シャセリオー展」記念コンサート
●vol.1 小池郁江(フルート)&山宮るり子(ハープ)
●vol.2 駒井ゆり子(ソプラノ)&富岡明子(メゾ・ソプラノ)