ゲロンティアス

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　ゲロンティアスの魂の耳に聞こえてきたのは、天上の世界から響いてくる清らかな歌（合唱）。「高きところでは、聖なるあの方を褒め称えなさい」。いよいよ彼の魂は、主の下に近づきました。天上界からの喜びの歌にやさしく導かれ、天使と共に魂は、審判の館の入口へ。「私はひとつも怖くなんかありません。あの神秘的な響きが私の心へ流れてくるのですから」。天上の合唱がますます輝きを増して主の栄光を讃え、天使は「いよいよ神の前に近づいたのですよ」と、魂を力づけるのです。そして最後に登場するのは……。