横浜音祭り2013 公式プログラム
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15山田和樹指揮、横浜シンフォニエッタの魅力を存分に堪能したい ©Shuhei Arita イチオシ!公演案内9/22(日)10:00〜横浜みなとみらいホール 大ホール 10:00 キンダーシンフォニエッタ〜0歳からのコンサート〜/11:15 公開リハーサル/13:30 みなとみらい特別演奏会/17:00 横浜シンフォニエッタ団員によるレクチャー付き室内楽コンサート「モーツァルトの旅」/20:00 マジカル・ピアノ・ミステリー・ボックス⇒公演情報の詳細はp42をご参照ください。Informatino0歳児も楽しめる「キンダー・シンフォニエッタ」 世界を舞台に活躍する山田和樹と横浜シンフォニエッタが、横浜みなとみらいホールを一日ジャックする! 題して「朝から夜まで横浜シンフォニエッタ祭り」。 まず午前10時から開催されるのは、0歳児から入場できる「キンダー・シンフォニエッタ」。ベートーヴェンとモーツァルトそれぞれの「トルコ行進曲」などファミリーで楽しめる選曲が用意される。フォーレの「マスクとベルガマスク」組曲の序曲では、山田和樹が碓井俊樹とピアノを連弾する。 続く午前11時15分からは「公開リハーサル」。「本番だけではわからない、リハーサル中の音が変わる瞬間をお客様にも立ち会ってほしい」(山田和樹)。指揮者とオーケストラの間のコミュニケーションを観察する貴重な機会だ。得意のレパートリー、 ベートーヴェン交響曲第7番を披露  13時30分からはいよいよ山田和樹指揮横浜シンフォニエッタの「みなとみらい特別演奏会」。横浜シンフォニエッタの門出に際して上田真樹に委嘱した「あけぼの」、世界で注目を浴びるヴァイオリニスト、シャンドル・ヤボルカイとのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、ベートーヴェンの交響曲第7番他が演奏される。 17時からはレクチャー付き室内楽コンサート「モーツァルトの旅」として、オーボエ四重奏曲やクラリネット五重奏曲といった名曲を通じて、天才作曲家の生涯の軌跡を追う。 20時からは「マジカル・ピアノ・ミステリー・ボックス」。一日の最後を締めくくるにふさわしい驚きに満ちた公演となりそう。ピアニスト碓井俊樹がベートーヴェン、サティ、坂本龍一、ピンク・フロイドなどを演奏する。ジャンル無用のびっくり箱が開かれる。 バラエティに富んだ企画とフレキシブルなアイディアから、これが横浜シンフォニエッタだ!という意気込みがひしひしと伝わってくる。丸一日をどっぷり横浜シンフォニエッタとともに朝から夜まで横浜シンフォニエッタ祭り文:飯尾洋一[上]横浜シンフォニエッタと待望の共演を果たす、シャンドル・ヤボルカイ[右]横浜シンフォニエッタのゼネラルマネージャーも務める碓井俊樹 ©Mitsuo Sato

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