【Vol.1】11/14(金)19:00、11/15(土)14:00【Vol.2】12/4(木)19:00、12/5(金)14:00【Vol.3】2026.1/30(金)19:00、1/31(土)14:00【Vol.4】2/20(金)19:00、2/21(土)14:00石川県立音楽堂 邦楽ホール問 石川県立音楽堂チケットボックス076-232-8632 https://www.oek.jp左より:アルフォンス・スマン ©Odhran Dunne/岡崎広樹/ラデク・バボラーク ©Lucie Cermakova/アレクサンドル・メルニコフ ©Marco Borggreve/イエルーン・ベルワルツ ©Tsuyoshi Tachibana/吉﨑理乃/北村朋幹 ©TAKA MAYUMI©Alyona Vogelmann67アレクサンダー・コブリン ピアノ・リサイタルロマン派のレパートリーで深みを増すピアニズムを堪能オーケストラ・アンサンブル金沢 特別定期公演邦楽ホールで味わう名手たちの響き12/13(土)14:00 国分寺市立いずみホール問 国分寺市立いずみホール042-323-1491 https://www.kokubunji-izumihall.jp12/21(日)14:00 海老名市文化会館(小)問 海老名市文化会館046-232-3231 https://www.ebina-bunka.jp※公演によりプログラムは異なります。詳細は上記ウェブサイトでご確認ください。文:東端哲也文:飯尾洋一 1980年モスクワ生まれ。グネーシン音楽学校でタチアナ・ゼリクマン、モスクワ音楽院にてレフ・ナウモフに師事し、2005年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝など、名だたる入賞歴を誇るアレクサンダー・コブリン。現在はアメリカの音楽学校にて教鞭をとり、多くの国際コンクールの審査員も務める権威だが、ナウモフの師でロシアン・ピアニズムの大潮流を築いたゲンリフ・ネイガウス(1888-1964)に繋がる、輝かしさと雄々しさをたたえたロマンティックな響きはさらに磨きがかかってきた。 今回の来日ツアー、東京近郊では オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の本拠地である石川県立音楽堂のコンサートホールは、パイプオルガンの改修のため、2025年11月上旬より約4ヵ月間にわたって休館する。そのため、OEKはこの期間に同じ音楽堂の邦楽ホールへ舞台を移して、4プログラム8公演の特別定期公演を開催する。邦楽ホールは伝統芸能に用いられる700席強のホールだが、毎年ガルガンチュア音楽祭に使われるなど、これまでにもコンサート会場としての実績がある。舞台と客席の距離が近く、ふだんのコンサートホールとはまた違った臨場感を味わえるだろう。 各プログラムはレギュラーシーズンとは少し違った発想で組み立てられており、主役となるのはコンチェルト。また、若手指揮者の抜擢にも注目が集まる。 11月の特別定期公演Vol.1に登場するのは、ピアノのアルフォンス・スマンと指揮の岡崎広樹。 スマンは現代音楽から古典まで意欲的な活動を展開するフランスの精鋭集団「ル・バルコン」国分寺と海老名でリサイタルを開催。ショパンのバラードやシューマン「クライスレリアーナ」にも期待大だが、プログラムの中心となるのは2023 ~ 24年に全曲録音を完成させたばかりというベートーヴェンのピアノ・ソナタから、中期の締めとなる第27番。また全6曲からなるシューベルト「楽興の時」のうち、“ロシア風の唄”としてよく知られた第3曲なども楽しみにしたい。の創設メンバー。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番とラヴェルのピアノ協奏曲 ト長調の2曲でソロを務める。指揮の岡崎広樹は1998年生まれ。東京国際指揮者コンクール2024入選の新鋭が躍動する。 12月のVol.2では、世界最高峰のホルン奏者、ラデク・バボラークが指揮とホルンを務める。ソリストとしてはモーツァルトのホルン協奏曲第3番で妙技を披露。 モーツァルトのセレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」ではバボラーク・アンサンブルが演奏に加わる。さらにモーツァルトの歌劇《ドン・ジョヴァンニ》序曲、ドヴォルザークのチェコ組曲で指揮者としての手腕を発揮する。 1月のVol.3ではピアノのアレクサンドル・メルニコフとトランペットのイエルーン・ベルワルツという豪華ソリスト陣が招かれる。ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番と第2番、さらにハイドンのトランペット協奏曲という、ぜいたくなオール・コンチェルト・プログラムが組まれた。 指揮は東京国際指揮者コンクール2024で第3位を獲得した吉﨑理乃。 2月のVol.4では、ピアノの北村朋幹が弾き振りに挑む。シューマンの「序奏とアレグロ・アパッショナート」、現代イタリアの作曲家フェデリコ・ガルデッラの「マードレ(母)」日本初演、ブラームスのピアノ協奏曲第2番と、すべてが弾き振りだ。弾き振りでなければ実現できない北村朋幹の世界が待っている。
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