eぶらあぼ 2024.09月号
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98マクシム・エメリャニチェフ©Andrej Grilcセバスティアン・ヴァイグレ©読響マハン・エスファハニ©Kaja Smithセルゲイ・ナカリャコフ©Thierry Cohenエドガー・モロー©Parlophone Records Ltd黒木雪音クリスティアン・テツラフ©Giorgia Bertazzi≪9月〜10月の聴きどころ≫常任指揮者 セバスティアン・ヴァイグレ9月〜12月公演チケット(1回券)好評発売中 / 12月19日「第九」大阪公演、8/31(土)一般発売!お申込み 読響チケットセンター 0570‒00‒4390(10時〜18時・年中無休)首席客演指揮者 ユライ・ヴァルチュハ指揮者/クリエイティヴ・パートナー鈴木優人◆鬼才エメリャニチェフが振る「グレイト」 衝撃!チェンバロの革命児が驚愕の演奏9/5(木)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000B¥6,000 C¥4,500指揮=マクシム・   エメリャニチェフチェンバロ= マハン・エスファハニメンデルスゾーン/序曲「フィンガルの洞窟」スルンカ/チェンバロ協奏曲「スタンドスティル」(日本初演)シューベルト/交響曲第8番「グレイト」◆名手ナカリャコフが超絶技巧を披露!9/11(水)19:00 フェスティバルホール(大阪)BOX完売 S¥7,000 A¥6,000 B¥5,0009/13(金)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C完売指揮=マクシム・エメリャニチェフトランペット=セルゲイ・ナカリャコフリムスキー=コルサコフ/序曲「ロシアの復活祭」アルテュニアン/トランペット協奏曲リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」◆ヴァイグレが振る華麗なる「ばらの騎士」9/28(土)、29(日)各日14:00 東京芸術劇場S¥8,000 A¥6,000 B¥5,000 C¥4,500指揮=セバスティアン・   ヴァイグレチェロ=エドガー・モローウェーバー/歌劇「オベロン」序曲コルンゴルト/チェロ協奏曲、シュトラウシアーナR.シュトラウス/歌劇「ばらの騎士」組曲 他◆名匠がチャイコフスキーで渾身のタクト!10/3(木)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C完売指揮=セバスティアン・ヴァイグレピアノ=黒木雪音武満 徹/3つの映画音楽チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番        交響曲第4番◆ヴァイグレとテツラフが究極の美に迫る10/9(水)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C完売指揮=セバスティアン・ヴァイグレヴァイオリン=クリスティアン・テツラフ伊福部 昭/ 舞踊曲「サロメ」から “7つのヴェールの踊り”ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ラフマニノフ/交響曲第2番 9月5日には、古楽とモダンの双方のオーケストラを指揮し、ベルリン・フィル、バイエルン放送響、ミュンヘン・フィルなどに客演して絶賛されている鬼才エメリャニチェフが読響に初登場。録音でも高い評価を得ているシューベルトの傑作「グレイト」を指揮し、創造性の高い新たな解釈により、スピード感あふれる鮮烈な演奏を繰り広げるだろう。前半には、チェンバロという楽器の新たな可能性を追求している“革命児”エスファハニが、チェコの現代作曲家スルンカの協奏曲「スタンドスティル」を日本初演する。楽器の概念を覆すようなアッと驚く仕掛けもある型破りな作品で、エスファハニによる奇想天外なパフォーマンスに注目いただきたい。 9月11日と13日は、エメリャニチェフがリムスキー=コルサコフの代表作「シェエラザード」を指揮。異国情緒あふれる旋律をたっぷりと歌わせ、ドラマティックなサウンドを響かせるだろう。コンサートマスターの林悠介が奏でる甘い音色にも注目を。世界的なトランペット奏者として人気を博すナカリャコフが、アルテュニアンの協奏曲を吹き、輝かしいトーンと抜群のテクニックで会場を大いに沸かすだろう。 9月28日と29日は、ウィーン、ベルリン、ニューヨークなど世界の名だたる歌劇場で活躍している常任指揮者ヴァイグレがR.シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」組曲などを指揮する。ドイツ・オペラを得意とする名匠のタクトは、オーケストラを自在にドライヴさせ、華麗なサウンドを築くだろう。前半には、ヨーヨー・マやアルゲリッチら巨匠と共演するフランスの気鋭チェロ奏者モローが登場。ブルッフの「コル・ニドライ」とコルンゴルトの協奏曲で温かな音色と豊かな音楽性を披露し、客席を熱くさせるだろう。 10月3日はヴァイグレが武満とチャイコフスキー作品を指揮。メインのチャイコフスキーの交響曲第4番では、読響から重厚かつ力強いサウンドを引き出し、圧倒的なクライマックスを築く。ダブリン国際コンクールとリスト国際コンクール(ユトレヒト)で優勝した新星・黒木雪音が初登場。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を弾き、瑞々しい感性と切れ味鋭いタッチで、聴き手を魅了するだろう。 10月9日は、ヴァイグレがラフマニノフの交響曲第2番を振り、甘美で叙情的なメロディを朗々と響かせる。現代最高峰のヴァイオリニストのテツラフがブラームスの協奏曲を弾き、円熟味の増した演奏で深い芸術性へと迫る。

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