eぶらあぼ 2023.5月号
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◆期待の共演! 沖澤のどか×三浦文彰5/13(土)、14(日)各14:00 東京芸術劇場S¥8,000 A¥6,000 B¥5,000 C¥4,500 指揮=沖澤のどかヴァイオリン=三浦文彰エルガー/ヴァイオリン協奏曲ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲R.シュトラウス/交響詩「死と変容」◆気鋭マサト×現代ジャズの巨匠カミロ5/19(金)19:00 サントリーホール5/21(日)14:00 横浜みなとみらいホールS¥8,000 A¥7,000B¥6,000 C完売 指揮=鈴木優人ピアノ=ミシェル・カミロモーツァルト/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲カミロ/ピアノ協奏曲第2番 「テネリフェ」(日本初演)モーツァルト/交響曲第28番 ラヴェル/ボレロ◆“求道者”上岡敏之、 渾身のニールセン5番5/31(水)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C¥4,500 指揮=上岡敏之ピアノ=エリソ・ヴィルサラーゼシベリウス/交響詩「エン・サガ」 シューマン/ピアノ協奏曲 ニールセン/交響曲第5番◆古典と現代の刺激的なサウンド 世界的チェロ奏者ケラスが登場6/13(火)19:00 サントリーホールS¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 C¥4,500 指揮=鈴木優人チェロ=ジャン■ギアン・ケラスアタイール/チェロ協奏曲「アル・イシャー」(日本初演)ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」◆二人の新鋭が奏でる珠玉の名曲選6/17(土)、18(日)各14:00東京芸術劇場S¥8,000 A¥6,000 B¥5,000 C¥4,500 指揮=ケレム・ハサンピアノ=エリック・ルーチャイコフスキー/ 歌劇「スペードの女王」序曲ショパン/ピアノ協奏曲第2番 チャイコフスキー/交響曲第5番  5月13日、14日は、欧州で華々しく活躍する気鋭・沖澤のどかが登場。前半には人気ヴァイオリニストの三浦文彰が熱望した大曲、エルガーの協奏曲に挑む。ストラディヴァリの輝かしい音色を披露し、聴衆を魅了するだろう。後半には、沖澤がワーグナーの歌劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲とR.シュトラウスの交響詩「死と変容」を切れ間なく続けて指揮。沖澤のタクトが描く気宇壮大なスケールの音楽に期待したい。 5月19日と21日は、八面六臂の活躍で音楽界を切り開く鈴木優人が有名な「ボレロ」などを指揮。同じメロディとリズムが繰り返しながら次第に高揚し、熱狂的なクライマックスを築くだろう。前半には、現代ジャズ最高峰のピアニスト、ミシェル・カミロが登場し、自作のピアノ協奏曲を日本初演。ラテンの乗りで熱いパッションを露わに圧倒的なステージを展開する。21日公演は残券僅少。 5月31日は、独自の解釈で数々の名演奏を生む、妥協を許さぬ求道者・上岡敏之が指揮台に上がる。メインのニールセンの5番は“戦争交響曲”と呼ばれ、軍隊を表すかのように鋭く小太鼓が叩かれるなど緊迫した音楽が続くが、最後は感動的なフィナーレを迎える。作曲家の創作の頂点とされる傑作で、上岡は深い芸術性へと迫る。前半には、80歳の巨匠ヴィルサラーゼが味わい深い至芸を繰り広げるだろう。 6月13日は、指揮者/クリエイティヴ・パートナーの鈴木優人が、1989年生まれの作曲家アタイールの作品とベートーヴェンの「英雄」を並べ、古典と現代を刺激的なサウンドで繋ぐ。アタイールのチェロ協奏曲では、現代最高峰のチェロ奏者ケラスが繊細かつ大胆な演奏を繰り広げるだろう。異次元の音響空間をお楽しみいただきたい。 6月17日と18日は、ロイヤル・コンセルトヘボウ管などを振るイギリスの新鋭ハサンが登場。チャイコフスキーの交響曲第5番で、金管楽器が咆哮する興奮のフィナーレへと誘う。前半には、リーズ国際コンクールに優勝し、ムーティ指揮シカゴ響などと共演する新鋭ピアニストのエリック・ルーが共演。ショパンの傑作で名旋律を歌い上げ、会場を沸かすだろう。96沖澤のどか©読響鈴木優人©読響ケレム・ハサン©Marco Borggreve三浦文彰©Yuji Horiミシェル・カミロ©Frankie Celenza上岡敏之©読響ジャン=ギアン・ケラスエリック・ルー©Ben Ealovega≪5月〜6月の聴きどころ≫常任指揮者 セバスティアン・ヴァイグレ5〜7月公演チケット(1回券) 好評発売中! /8月サマーフェス《三大協奏曲》《三大交響曲》は4/22(土)発売お申込み 読響チケットセンター 0570‒00‒4390(10時〜18時・年中無休)首席客演指揮者 山田和樹指揮者/クリエイティヴ・パートナー鈴木優人

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