5/30(火)~6/7(水) 大阪/ザ・フェニックスホール、紀尾井ホール、宮城野区文化センターPaToNaホール 他問 テレビマンユニオン03-6418-8617 https://tivc.jp4/15(土)14:00 東京オペラシティ コンサートホール問 東京フィルチケットサービス03-5353-9522 https://www.tpo.or.jp今井信子 ©Pete Checchiaグラムが用意されている。 出演は、本イベントの顔となる今井信子、プログラミング・ディレクターのアントワン・タメスティを中心に、佐々木亮、小峰航一、鈴木優人(チェンバロと指揮)らが登場。注目したいのは昨年の第5回東京国際ヴィオラコンクール第1位和田一樹山和慶指揮、札幌交響楽団、上野により初演された。タイトルは線路の分岐器の名前で、列車自動停止チャイムも模されるとのこと。J.シュトラウスⅡのポルカ「観光列車」はウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでもおなじみ。果たして和田は鉄道ラッパも吹くのだろうか。文:長谷川京介文:林 昌英上野耕平「機関車パシフィック231」は蒸気機関車が大好きだったオネゲルが力強い機関車を描写したと言われる彼の代表作。ドヴォルザークも大の鉄道好きで、鉄道に関する様々なエピソードが伝えられている。鉄ちゃんの熱いお話で盛り上がる楽しいコンサートになりそうだ。佐々木 亮 アントワン・タメスティ ©Taisuke Yoshida©Julien Mignotのハヤン・パクと第2位の湯浅江美子。本選でのパクのソナタの完成度と安定感、湯浅の協奏曲における熱いドラマ、いずれも出色のもので、ふたりの1年の進化を聴けるのが楽しみだ。大阪と東京では好評の公開マスタークラスも開催される。奥深きヴィオラの世界へ。78東京フィルハーモニー交響楽団 第96回 休日の午後のコンサート〈クラシックの車窓から〉鉄道好きが集結! 熱き演奏とトークで旅する午後 東京フィルの「休日の午後のコンサート」は、スタートしてから24年も続く長寿シリーズ。誰もが一度は聴いたことのある名曲の数々を、指揮者やソリストのとっておきのエピソードとともに楽しめる大人気のコンサート。今シーズンのオープニングを飾るのは、なんと鉄道音楽特集。タイトルは「世界の車窓から」ならぬ「クラシックの車窓から」。鉄道に関する作品や鉄道好きアーティストが登場する。 指揮の和田一樹は2015年ブカレスト国際指揮者コンクールで準優勝した俊英で、京王ライナーオリジナルBGM「KO5000」(京王5000系座席指定列車で新宿駅停車中の車内放送で流されるBGM)を作曲している。サクソフォンの上野耕平は「生きているうちに日本全国の路線に乗ること」を目標とする正真正銘の「乗り鉄」。酒井格「シーサス・クロッシング」はサクソフォンと管弦楽のための11分ほどの協奏曲で、鉄道好きの秋ヴィオラスペース2023 vol.31 ヴィオラへの愛、愛のヴィオラヴィオラ・ダモーレの美しく深い音世界 今年もヴィオラの祭典「ヴィオラスペース」が開催される。「愛」をテーマに、東京で2回、大阪と仙台で1回ずつの公演が予定され、東京の2公演は関連タイトルが付されている。 まず「ヴィオラへの愛」(6/5)は、バロックから20世紀、二重奏から協奏曲、時代も編成も跨いだ名品のアラカルト。ヴァイオリンがないブラームス「セレナード第2番」抜粋を取り上げるのが面白い。翌日「愛のヴィオラ」(6/6)は、「愛のヴィオラ=ヴィオラ・ダモーレ」をフィーチャー。「弓で弾かれる6、7本の弦のほか、同数以上の金属の共鳴弦が指板の下に張られている」楽器で、17~18世紀に広く弾かれていた。バロック、古典派の大作曲家が作品を残しているほか、プッチーニ、R.シュトラウス等がこの楽器を用いている。当公演はビーバーからヒンデミットまで、幅広くこの楽器のオリジナル作品を聴けるという、世界的にも稀少な機会となる。また、大阪、仙台は、組み合わせの異なる別プロ
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