eぶらあぼ 2023.3月号
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3/5(日)14:00 Bunkamura オーチャードホール問 チケットスペース03-3234-9999 https://avex.jp/classics/bladerunner-live2023/ 群馬交響楽団と楽団が本拠地とする高崎芸術劇場がタッグを組み、2022年度から始まった「GTシンフォニック・コンサート」。19年秋オープンの新劇場で、クラシックの名曲から映画音楽やミュージカルのナンバーまで多彩なプログラムを聴けるとあって話題を集めている。23年度は昨年より1公演増の全6公演。群響「第二の定期演奏会」の呼び声も高い大注目のシリーズだ。 第1回(4/8)と第4回(11/3)は、劇場芸術監督の大友直人指揮による「オール・ベートーヴェン・プログラム」。4月は交響曲第1番と第7番。ピアノ協奏曲第3番のソリストは清水和音。11月は、ヴァイオリン協奏曲とピアノ協奏曲第5番「皇帝」の大作2曲。高校1年で大友直人 ©Rowland Kirishima清水和音 ©Mana Miki作り上げたサントラは楽譜として現存していないため、今回のLIVE開催にあたっては、プロデューサーの指揮の下に約1年がかりで入念な採譜&楽譜化の作業が行われた。2019年10月の世界初演は大成功。会場のロイヤル・アルバート・ホールは空前の熱狂に包まれたとか。巨匠こだわりのシンセ・サウンドを可能な限り忠実に復元し、さらにアコースティックな生楽器も加えて音楽を完璧に再現した上で、Bunkamura オーチャードホールのVol.1 4/8(土)14:00   Vol.2 7/29(土)14:00Vol.3 9/22(金)19:00  Vol.4 11/3(金・祝)14:00Vol.5 12/21(木)18:30 Vol.6 2024.3/9(土)14:00高崎芸術劇場問 高崎芸術劇場チケットセンター027-321-3900 http://takasaki-foundation.or.jp/theatre/※発売日の詳細は上記ウェブサイトをご確認ください。戸澤采紀©SmileStyleStudio小林海都 ©Tsutomu Yagishita日本音楽コンクール・ヴァイオリン部門を制した戸澤采紀、マリア・ジョアン・ピリスの薫陶を受けた小林海都。次世代のホープの登場に期待が高まる。 第2回(7/29)は、4月に群響常任指揮者に就任する飯森範親指揮でモーツァルト特集。ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」(独奏:アイレン・プリッチン)、フルートとハープのための協奏曲(フルート:上野由恵、ハープ:吉野直子)など、飯森範親 ©山岸 伸Blade Runner: The Final Cut © 2007 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.大画面に映し出された『ブレードランナー』を観る、この夢の機会を逃してはならない!豪華ソリスト陣による名曲尽くし。第3回(9/22)は、アキラさんこと宮川彬良の指揮で「メリー・ポピンズ」のメドレーなどにダンスやパフォーマンスも加わる。第5回(12/21)は沼尻竜典指揮の「OPERA GALA CONCERT」。テノールの宮里直樹らの美声に酔いしれたい。第6回(2024.3/9)は毎回好評の竹本泰蔵指揮による「映画音楽名作選」。映像付きの贅沢な演奏会だ。文:柴辻純子文:東端哲也沼尻竜典65群馬交響楽団 × 高崎芸術劇場 GTシンフォニック・コンサート話題のゲストも登場!人気シリーズが2年目に突入ブレードランナーLIVE ファイナル・カット版 〜ヴァンゲリスへ捧ぐ〜 Hommage à Vangelis完全再現されたサントラの生演奏とともに名作SF映画を 1982年のオリジナル公開の後でカルト的人気を呼び、ディレクターズ・カット版上映などを経て2007年公開のファイナル・カット(FC)版で再びファンを熱狂させた、リドリー・スコット監督によるSF映画の金字塔『ブレードランナー』。しかし当時、この公開と連動してリリースされた25周年記念エディションの3枚組サントラ盤には、いくつかの重要なトラックが未収録で、マニアには心残りだったとか。あれから16年を経た今年、そのFC版本編上映にあわせて(1曲を除き)すべての音楽を完全にシンクロさせて生演奏する、シネマ・コンサートが遂に日本上陸を果たす。 音楽を手掛けたのは、昨年5月に79歳でこの世を去った(『炎のランナー』の音楽でも知られる)ギリシャ生まれのシンセサイザーの巨匠ヴァンゲリス。本編制作当時、彼がロンドンのスタジオで何台ものシンセを駆使して

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