左より:小林沙羅 ©NIPPON COLUMBIA/ヴィタリ・ユシュマノフ/清水和音 ©Mana Miki/堀 正文 ©青柳 聡/藤村俊介/高木綾子 ©FUMI/石上真由子 ©Takafumi Uenoオラ)、海野幹雄(チェロ)が加わり、長野公演と同様にブラームスの「ピアノ五重奏曲へ短調」が演奏されるほか、加耒徹(バリトン)がメンデルスゾーン、カッチーニなどを歌う。 13日はレクザムホール(香川県県民ホール)小ホールで開催されるが、これは「バロックからロマン派まで、歌・ピアノ・ヴァイオリンによる響宴」というサブタイトルが付けられている。上原彩子(ピアノ)がチャイコフスキーの「くるみ割り人形」より、オクサーナ・ステパニュック(ソプラノ)、藤木大地(カウンターテナー)らトップ歌手たちが、J.シュトラウスⅡの歌劇《こうもり》より〈シャンパンの歌〉など名曲を披露。司会は松本志のぶが担当する。 15日は高知県立県民文化ホール グリーンホールに会場を移し、香川公演と同じサブタイトルで開催される。参加アーティストも香川公演と同じだが、荒井優利奈(ヴァイオリン)、山下牧子(メゾソプラノ)、所谷直生(テノール)、岡昭宏(バリトン)な左より:海野幹雄 ©内山政彦/加耒 徹 ©渡辺宏樹/オクサーナ・ステパニュック/上原彩子 ©武藤 章/藤木大地 ©hiromasa/山下牧子/横山幸雄 ©アールアンフィニど、注目の歌手たちが集まるので、そのプログラムが楽しみである。 2022年「キャラバン」の最終公演となる22日は、倉敷市芸文館で「豪華ソリストによる音楽の玉手箱」と題して開催される。日本を代表するピアニスト・横山幸雄がショパンの「幻想即興曲」を披露するほか、小林沙羅(ソプラノ)、ヴィタリ・ユシュマノフ(バリトン)、工藤和真(テノール)が歌うアリアの伴奏を横山が担当するという、普段はお目にかかれないコラボレーションも。いま最も若く才能あふれたヴァイオリニストとして注目を集めるHIMARIが横山とヴィエニャフスキ「ヴァイオリン協奏曲第1番第1楽章」を演奏するというのも、夢の共演となるだろう。後半には堀正文(ヴァイオリン)の参加するブラームス「ピアノ五重奏曲へ短調」もあり、盛りだくさんのコンサートとなる。 地元で開催されるコンサートがあったら、ぜひ出かけて、音楽との触れ合いを楽しんでほしい。43Informationクラシック・キャラバン2022 クラシック音楽が世界をつなぐ 〜輝く未来に向けて〜9月〜12月 全国13地域全21公演《煌めくガラ・コンサート》12/5(月)18:30 長野市芸術館 ■ オフィス・マユ026-226-100112/9(金)19:00 王子ホール ■ 新演コンサート03-6384-249812/13(火)18:30 レクザムホール(香川県県民ホール)(小) ■ 日本オペラ振興会チケットセンター03-6721-087412/15(木)18:30 高知県立県民文化ホール グリーンホール ■ 日本オペラ振興会チケットセンター03-6721-087412/22(木)18:30 倉敷市芸文館 ■ 倉敷市芸文館086-434-0400https://www.classic-caravan.com ※全公演の詳細は左記ウェブサイトでご確認ください。
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