eぶらあぼ 2022.11月号
117/173

114シルヴァン・カンブルラン©読響セリーナ・オット©Nancy Horowitzトマーシュ・ネトピルヴィクトリア・ムローヴァ©heikefischer fotografie鈴木優人©読響山田和樹©読響イーヴォ・ポゴレリッチ©Malcolm Crowthers◆魅惑の「サロメの悲劇」10/29(土)、30(日)各14:00 東京芸術劇場S¥7,600 A¥5,600 B¥4,600 C¥4,100 指揮=シルヴァン・カンブルラントランペット=セリーナ・オットビゼー/「アルルの女」 第1、2組曲ジョリヴェ/トランペット協奏曲第2番フローラン・シュミット/バレエ音楽「サロメの悲劇」◆俊英ネトピルの「新世界」11/26(土)、27(日)各14:00東京芸術劇場S¥7,600 A¥5,600 B¥4,600 C¥4,100 指揮=トマーシュ・ネトピルヴァイオリン=岡本誠司マルティヌー/歌劇「ジュリエッタ」組曲モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲 第5番 「トルコ風」ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界から」◆女王ムローヴァが登場!12/2(金)19:00 サントリーホールS¥7,600 A¥6,600 B¥5,600 C完売 指揮=トマーシュ・ネトピルヴァイオリン=ヴィクトリア・ムローヴァショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲第1番ヤナーチェク/狂詩曲 「タラス・ブーリバ」 他◆鮮烈! 鈴木優人の「第九」12/16(金)19:0012/17(土)、18(日)各14:00東京芸術劇場12/20(火)、21(水)各19:00 サントリーホール12/25(日)14:00 横浜みなとみらいホールS¥9,700 A¥7,600 B¥6,100 C¥4,60012/22(木)19:00 フェスティバルホール(大阪)BOX完売 S¥7,300 A¥6,200 B¥5,200指揮=鈴木優人 ソプラノ=キャロリン・サンプソンメゾソプラノ=オリヴィア・フェアミューレン テノール=櫻田 亮バス=クリスティアン・イムラー 合唱=新国立劇場合唱団 ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付き」◆ヤマカズ×ポゴレリッチ2023.1/7(土)、8(日)各14:00 東京芸術劇場S¥7,600 A¥5,600 B¥4,600 C¥4,100 指揮=山田和樹ピアノ=イーヴォ・ポゴレリッチプロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番チャイコフスキー/マンフレッド交響曲 他 10月29日、30日は、オペラなどを得意とするフランスの名匠カンブルランが、物語性のある音楽をドラマティックに響かせる。ビゼーの有名な「アルルの女」で生き生きとした表現を引き出し、フローラン・シュミットの「サロメの悲劇」では官能的で狂気に満ちた音楽を作り出す。打楽器が打ち鳴らされ、金管楽器が咆哮する興奮のフィナーレをお聴き逃しなく。難関ミュンヘン国際コンクールに優勝し注目を浴びる女性トランペット奏者オットは、ジャジーなジョリヴェの協奏曲で抜群のテクニックと輝かしい音色を披露する。 11月26日、27日は、チェコ・フィルの首席客演指揮者を務め、ウィーン国立歌劇場などで活躍するチェコの俊英ネトピルが登場。ドヴォルザークの名曲「新世界」を振り、同郷への熱い想いを込める。また、マルティヌーの歌劇の代表作とされる「ジュリエッタ」からの組曲を、ネトピルの指揮で聴けるのも大変貴重な機会。チェコ音楽ファンには、必聴ものだ。前半には、ミュンヘン国際コンクールで優勝したヴァイオリニスト岡本誠司を迎え、モーツァルトの「トルコ風」を披露する。様式美と情感の見事なバランスでモーツァルト傑作を弾くだろう。 12月2日は、ネトピルがモーツァルトの交響曲にヤナーチェクの代表作「タラス・ブーリバ」を組み合わせ、抜きん出た才能を開花させる。前半には、世界を代表する“ヴァイオリンの女王”ムローヴァが登場。ショスタコーヴィチ作品を弾き、鬼気迫る演奏で聴衆を魅了するだろう。 12月16日〜25日の年末恒例「第九」公演は、八面六臂の活躍を展開している鈴木優人が指揮台に上がり、鮮烈なベートーヴェンを響かせる。英国の歌姫サンプソン、ベルリン・フィルと共演する国際派フェアミューレン、美声のテノール櫻田亮、欧米で活躍するドイツのバス歌手イムラーの4人が共演。日本屈指のプロ合唱団の新国立劇場合唱団が、“歓喜の歌”を歌い上げる。東京・横浜公演では、「第九」の前に行う鈴木優人によるオルガン演奏(約15分)にも注目いただきたい。 1月7日、8日は、バーミンガム市響の首席指揮者への就任が決まり、欧州で更なる活躍に期待が寄せられている山田和樹が登場し、チャイコフスキーのマンフレッド交響曲などでエネルギー漲るタクトを振る。また、圧倒的なスケールの音楽で客席を震撼させる“孤高の巨人”ポゴレリッチが共演する。正月からアクセル全開の演奏が展開されるだろう。≪10月〜1月公演の聴きどころ≫お申込み・お問合せ 読響チケットセンター(10時〜18時・年中無休) 0570‒00‒4390常任指揮者 セバスティアン・ヴァイグレ11月〜2023年1月公演チケット(1回券)好評発売中!首席客演指揮者 山田和樹指揮者/クリエイティヴ・パートナー鈴木優人

元のページ  ../index.html#117

このブックを見る