eぶらあぼ 2022.10月号
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SeectiNewReeaseonBooksコンサートギャラリー新譜情報今月の注目公演ぶらPAL海外公演情報l l 133シルヴァン・カンブルラン©読響アンドレイ・イオニーツァ©Nikolaj Lund成田達輝©Marco Borggreveセリーナ・オット©Nancy Horowitzトマーシュ・ネトピルヴィクトリア・ムローヴァ©heikefischer fotografie鈴木優人©読響◆鬼才カンブルランが振る 東欧&フランス音楽10/19(水)19:00 サントリーホールS¥7,600 A¥6,600 B¥5,600 C¥4,100 指揮=シルヴァン・カンブルランチェロ=アンドレイ・イオニーツァバルトーク/舞踏組曲ビゼー/交響曲第1番ダルバヴィ/幻想曲集(日本初演)サン=サーンス/チェロ協奏曲第1番リゲティ/ルーマニア協奏曲◆巨大編成で響くヴァレーズ 一柳慧の新作を初演10/25(火)19:00 サントリーホールS¥7,600 A¥6,600 B¥5,600 C¥4,100 指揮=シルヴァン・カンブルランヴァイオリン=成田達輝 三味線=本條秀慈郎ドビュッシー/遊戯、イベリア一柳 慧/ヴァイオリンと三味線のための     二重協奏曲(世界初演)ヴァレーズ/アルカナ◆魅惑の「サロメの悲劇」 新星オットが超絶技巧を披露10/29(土)、30(日)各14:00 東京芸術劇場S¥7,600 A¥5,600 B¥4,600 C¥4,100 指揮=シルヴァン・カンブルラントランペット=セリーナ・オットビゼー/「アルルの女」 第1、2組曲ジョリヴェ/トランペット協奏曲第2番フローラン・シュミット/バレエ音楽「サロメの悲劇」◆チェコの俊英ネトピルの「新世界」 注目を浴びる岡本誠司が共演!11/26(土)、27(日)各14:00東京芸術劇場S¥7,600 A¥5,600 B¥4,600 C¥4,100 指揮=トマーシュ・ネトピルヴァイオリン=岡本誠司モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲 第5番 「トルコ風」ドヴォルザーク/ 交響曲第9番「新世界から」 他◆“ヴァイオリンの女王”ムローヴァ 渾身のショスタコーヴィチ12/2(金)19:00 サントリーホールS¥7,600 A¥6,600 B¥5,600 C完売 指揮=トマーシュ・ネトピルヴァイオリン=ヴィクトリア・ムローヴァショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲第1番ヤナーチェク/狂詩曲 「タラス・ブーリバ」 他 10月は、カンブルランが帰って来る。2010年から19年まで読響の常任指揮者を務め、数々の名演奏を残したカンブルラン。約3年ぶりに待望の来日を果たし、3つのプログラムを披露する。 19日は、ビゼー、バルトーク、リゲティら東欧音楽とフランス音楽を組み合わせた独創的なプログラム。カンブルランは、読響からカラフルかつ鮮烈なサウンドを引き出すだろう。前半にはチャイコフスキー国際コンクール優勝のイオニーツァが登場。23年3月にシカゴ響にデビューが決まり、欧米でも注目を浴びる大器だ。サン=サーンスとダルバヴィという二つの性格の異なるフランス物を弾き、その類稀なる才能を開花する。 25日は、一柳慧の新作を二つのドビュッシー作品で挟み、最後に巨大編成のヴァレーズ「アルカナ」を置いたカンブルランらしい意欲的なプログラム。カンブルランは、スコアの細部まで精密に音を作り上げ、透明度の高く色彩感あふれる明晰な響きを築くだろう。前半には、現代作品で高く評価される“憑依系ヴァイオリニスト”成田達輝と、邦楽界に新たな風を吹き込む三味線の本條秀慈郎が共演し、一柳慧の新作に全身全霊を傾ける。 29日、30日は、オペラを得意とするカンブルランが、物語性のある音楽をドラマティックに響かせる。ビゼーの有名な「アルルの女」で生き生きとした表現を引き出し、フローラン・シュミットの「サロメの悲劇」では官能的で狂気に満ちた音楽を作り出す。打楽器が打ち鳴らされ、金管楽器が咆哮する興奮のフィナーレをお聴き逃しなく。難関ミュンヘン国際コンクールに優勝し注目を浴びる女性トランペット奏者オットは、抜群のテクニックと輝かしい音色を披露する。 11月末から12月は、チェコの俊英ネトピルが二つのプログラムを振り、同郷チェコの音楽に熱い想いを込める。ミュンヘン国際コンクール覇者で注目の岡本誠司、世界を代表する“ヴァイオリンの女王”ムローヴァが共演する。東京・横浜・大阪で開催。 「第九」公演、好評発売中!≪10〜12月公演の聴きどころ≫◆新時代の旗手・鈴木優人と 新国立劇場合唱団らが 響かせる“歓喜の歌”12/16(金)19:0012/17(土)、18(日)各14:00東京芸術劇場12/20(火)、21(水)各19:00 サントリーホール12/25(日)14:00 横浜みなとみらいホールS¥9,700 A¥7,600 B¥6,100 C¥4,60012/22(木)19:00 フェスティバルホール(大阪)BOX完売 S¥7,300 A¥6,200 B¥5,200指揮=鈴木優人 ソプラノ=キャロリン・サンプソンメゾソプラノ=オリヴィア・フェアミューレン テノール=櫻田 亮バス=クリスティアン・イムラー 合唱=新国立劇場合唱団 ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付き」お申込み・お問合せ 読響チケットセンター(10時〜18時・年中無休) 0570‒00‒4390常任指揮者 セバスティアン・ヴァイグレ10〜12月公演チケット(1回券)好評発売中!首席客演指揮者 山田和樹指揮者/クリエイティヴ・パートナー鈴木優人

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