eぶらあぼ 2022.08月号
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1378/6(土)14:00 東京文化会館(小)か~るくラシック♪イブニングコンサート 第48回 2台ピアノ de コンチェルト8/17(水)19:00 豊田市コンサートホール8/21(日)14:00 ベルサール虎ノ門8/19(金)18:45 愛知県芸術劇場 コンサートホール8/21(日)15:00 新宿文化センター文:笹田和人東京ヴィヴァルディ ラグジュアリー Vol.12015年のロン゠ティボー゠クレスパン国際コンクールで3位入賞を果たした實川風と、作曲家としても活躍目覚ましい山中惇史、2人の俊英がおくる「2台ピアノによる協奏曲」。山山中惇史中が独奏パートを弾くリストと實川によるチャイコフスキー、ともにピアノ協奏曲史に燦然と輝く「第1番」を披露。やはり超絶技巧が求められるピアノ・リダクションによる管弦楽パートとの、緊張感を孕んだ対話。極上の愉悦を生む。ヴァイオリンの岩谷祐之と平山真紀子、ヴィオラ鈴木康浩、そしてチェロ上森祥平、国内外の一線楽団の首席級で組織され、19年目を迎えた「TOKI弦楽四重奏団」。今回は、スダヴィッド・サリナスペイン出身の名クラリネット奏者、ダヴィッド・サリナスをゲストに迎え、モーツァルトとウェーバーの五重奏曲をメインに。トゥリーナの第1番「ギター風に」、後藤丹への委嘱作「朱鷺は輝く大地に」と2つの弦楽四重奏曲を挟み込み、共鳴させてゆく。昨年で60周年を迎えた東京ヴィヴァルディ合奏団が、大人と子どものための新シリーズ「東京ヴィヴァルディ ラグジュアリー」をスタート。初回は、音楽監督の渡部宏ら6人編成で、東京ヴィヴァルディ ラグジュアリーヴィヴァルディ「トリオ・ソナタ第12番『ラ・フォリア』」や、すぎやまこういち「弦楽合奏によるドラゴンクエスト序曲」、ボーイソプラノの阿部カノンをゲストに迎えての〈少年時代〉、ヴェルナー〈野ばら〉など、ジャンルを超えた多彩な楽曲を披露する。TOKI弦楽四重奏団實川 風 ©Hiromi Nagatomo阿部カノン兵庫県川西市を舞台に、読響のトランペット辻本憲一やN響のホルン今井仁志、クリーヴランド管のテューバ杉山康人とトロンボーンのマッシモ・ラ・ローサ(元首席)など国内外の金管の名手たちが、5日間にわたり、アマチュアや学生を熱血指導するセミナー。最終日には、講師陣5人によるアンサンブルが、バーンスタイン「ウエスト・サイド・ストーリー組曲」など、時にセミナー受講生も交え、圧巻のサウンドを披露する。愛知室内オーケストラによる、フランス作品シリーズの第2弾。三ツ橋敬子の指揮で、今回も全篇にわたってバソン(フランス式ファゴット)を用い、近代フランスの色彩復古を目指三ツ橋敬子 ©Earl Ross児玉 桃 ©Marco Borggreveす。パリを拠点に国際的な活躍を続ける児玉桃をソリストに迎え、ラヴェルの2つのピアノ協奏曲(左手のための、ト長調)を軸に、イベール「ディヴェルティスマン」とオネゲル「夏の牧歌」を添える。様々な色を映し出す、音の湖を覗いてみたい。昨年のスクリャービン国際ピアノコンクールで第2位(最高位)を受賞したピアノの木口雄人が登場し、大井剛史指揮の東京フィルハーモニー交響楽団と共演、ガーシュウィン「ラプソ大井剛史 ©K.Miura木口雄人 ©Andrej Grilcディ・イン・ブルー」を弾く。そして、ウィーンに学んだピアノの尾島紫穂、語りに女流落語家の立川こはるが加わり、サン=サーンス「動物の謝肉祭」を披露。壮麗なジョン・ウィリアムズの映画音楽や、洒落たアンダーソンの管弦楽作品も交える。愛知室内オーケストラ 特別演奏会フランス・プログラム・シリーズ 第2回新宿文化センター × 東京フィルハーモニー交響楽団 フレッシュ名曲コンサート「ライトクラシック・サマーコンサート」掲載している公演の最新情報は、それぞれの主催者のホームページなどでご確認ください。TOKI弦楽四重奏団2022月の8JAPAN BRASS SEMINAR faculty Ensemble8/7(日)15:00 川西市キセラホール

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