eぶらあぼ 2022.7月号
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外山啓介(ピアノ) 坂本 彩・坂本リサ(ピアノデュオ)岡本 潤(コントラバス) 1477/2(土)15:00 たましんRISURUホール7/17(日)14:00 Hakuju Hall7/25(月)19:00 石川県立音楽堂 交流ホール文:笹田和人「音楽の歴史をめぐる旅のようなプログラムを、ぜひお聴きいただきたい」。デビュー15周年を迎えた気鋭のピアニスト、外山啓介は語る。そのリサイタルは、モーツァルトの第11番「トルコ行進曲付き」にベートーヴェンの第12番「葬送」、これら2つの作品への深い敬愛から生まれた、ショパンの第2番「葬送」と、3つのピアノ・ソナタを核に。ここへ「2つのノクターン」op.27と「雨だれ」などショパンの小品を添える。共にソリストとして活躍の一方、昨秋に開かれたARDミュンヘン国際音楽コンクールのピアノデュオ部門において、日本人初の第3位入賞・聴衆賞に輝いた坂本彩・リサ姉妹。レーガー左:坂本リサ 右:坂本 彩 ©Ayane Shindo「ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガ」やベートーヴェン「ワルトシュタインの主題による変奏曲」、サン=サーンス「ベートーヴェンの主題による変奏曲」、ブラームス「ハンガリー舞曲第1~6番」など、“国際級”の妙技で魅せる。岡本潤は、石川県出身のコントラバス奏者。東京藝大に学び、数々の登竜門で実績を重ねて、現在はNHK交響楽団次席奏者を務めている。この楽器ならではの魅力を追求する気鋭の奏者による、故郷でのリサイタル。ピアノの平野加奈との共演で、シュペルガーやトロヴァヨーリなど、コントラバスのためのオリジナル作品から、ヴィオール属としての原点へ立ち返るマラン・マレーやフランソワ・クープランまで、多彩な楽曲を取り上げる。©Yuji Horiフィリアホール出張企画 あざみ野サロン TALK&CONCERT 歴史を作った女性音楽家たち クララ・シューマンと幸田 延7/20(水)15:00 アートフォーラムあざみ野 レクチャールームクララ・シューマンと幸田延。共に音楽の歴史に名を刻む、2人の女性音楽家が遺した作品を味わい、彼女たちの波乱の生涯を辿るトーク&コンサート。文筆家で文化芸術プロデューサーの浦久俊彦がナビゲート、ロン=ティボー国際コンクールで優勝して以来長く第一線で疾走してきたヴァイオリニストの小林美恵と、新鋭ピアニストのジャンミッシェル・キムが、クララの「3つのロマンス」op.22や幸田の「ヴァイオリン・ソナタ」(未完)などを披露する。7/30(土)14:00 東京芸術劇場 コンサートホール今季から改称し、新音楽監督に飯森範親を迎えて、新たなスタートを切った「パシフィックフィルハーモニア東京」(旧・東京ニューシティ管弦楽団)。飯森の指揮で臨む定期は、ソプラ森谷真理 ©タクミジュン大西宇宙 ©Dario Acostaノ森谷真理とバリトン大西宇宙、オペラ界を牽引するソリスト2人をフィーチャーし、ツェムリンスキーの大作「抒情交響曲」を。ワーグナー《トリスタンとイゾルデ》から〈前奏曲と愛の死〉、ベルク「抒情組曲」(弦楽オーケストラ編)も併せて披露する。シンフォニエッタ 静岡第71回定期公演 ~恋の歌~7/15(金)19:00 三鷹市芸術文化センター 風のホールフランスに学んだ芸術監督で指揮者の中原朋哉のもと、先鋭的な活動を展開する「シンフォニエッタ 静岡」。今回は「恋の歌」と題し、メゾソプラノの鳥木弥生との共演によるカントルーブ鳥木弥生「オーヴェルニュの歌」第1・2集を軸に。プーランク「シンフォニエッタ」、フェルー「セレナード」(日本初演)とフランスのエスプリ薫る佳品や、楽団のレジデントコンポーザー、長谷川勉の「薄明の中から」(東京初演)を併せて。パシフィックフィルハーモニア東京第150回定期演奏会掲載している公演の最新情報は、それぞれの主催者のホームページなどでご確認ください。中原朋哉小林美恵 ©Akira Muto浦久俊彦 ©新津保建秀ジャンミッシェル・キム月の7

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