eぶらあぼ 2022.6月号
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すみだクラシックへの扉 第8回6/17(金)、6/18(土)各日14:00 すみだトリフォニーホール問 新日本フィル・チケットボックス03-5610-3815 https://www.njp.or.jpや、今年没後30年を迎えたタンゴの革命児ピアソラの「オブリビオン」「アディオス・ノニーノ」、フィギュアスケートでも人気が高いヘスの「ラヴェンダーの咲く庭で」他が演奏される。 夜の部は石田、執行恒宏(ヴァイオリン)、榎戸崇浩(ヴィオラ)、阪田宏彰【昼の部】石田泰尚 ヴァイオリン・リサイタル 9/19(月・祝)14:00【夜の部】YAMATO String Quartet 9/19(月・祝)18:00第一生命ホール問 トリトンアーツ・チケットデスク03-3532-5702 https://www.triton-arts.netごほうびクラシック 第2回石田泰尚(ヴァイオリン) & YAMATO String Quartet昼夜の1時間、凝縮された選曲で心身リフレッシュ! 第一生命ホールで開催される「ごほうびクラシック」は心身を音楽でリフレッシュしようというコンセプトのもと、今年から始まった新シリーズ。その第2回がヴァイオリンの石田泰尚とYAMATO String Quartetを迎えて、9月19日に開催される。 今回ユニークなのは、14時開演の石田泰尚ヴァイオリン・リサイタルと、18時開演のYAMATO String Quartetの公演の2部構成となっているところ。ともに1時間程度の短いプログラムになっており、どちらか都合のよいほうを選んでもよいし、昼夜セット券を購入してもいい。ライフスタイルに応じて選択肢が用意されているのがありがたい。夜の公演があまり遅くならないのも特徴だ。 昼の部は神奈川フィルの顔、石田泰尚のソロを中島剛のピアノとともにたっぷり堪能できる珠玉の名曲集。ウィーン情緒あふれるクライスラーの「愛の悲しみ」「ウィーン風小行進曲」キンボー・イシイ美しい音、豊かな音楽性が注目を集めてきた若手ヴァイオリニストである。 そして、タングルウッド音楽祭で小澤征爾に師事し、現在はドイツで活躍するキンボー・イシイが指揮台に上がる。ベートーヴェンで周防と共演し、さらに石田泰尚 ©️井村重人周防亮介 ©️TAKUMI JUN現在も積極的に活動を続ける作曲家・吉松隆の「鳥は静かに…」と交響曲第6番「鳥と天使たち」をとりあげる。独特の透明感と静けさを持つ吉松の世界を、すみだトリフォニーホールの空間で味わっていただきたい。中島 剛YAMATO String Quartet ©️井村重人(チェロ)のメンバーによるYAMATO String Quartetが出演。第3楽章のノクターンが有名なボロディンの弦楽四重奏曲第2番に、キング・クリムゾン「エピタフ」やピアソラ「ロコへのバラード」が組み合わされる。刺激的で凝縮されたプログラムだ。文:片桐卓也文:飯尾洋一47キンボー・イシイ(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団吉松作品の詩情と旋律美あふれるベートーヴェン 2022~23年のシーズンがスタートした新日本フィルハーモニー交響楽団。1972年に楽団が創設されてちょうど50周年を迎えるシーズンであり、多彩な指揮者、ソリスト陣が登場する。すみだトリフォニーホールで金曜日と土曜日の午後に開催される「すみだクラシックへの扉」は、クラシック音楽の魅力を様々な視点から楽しんでもらうために、誰もが知る名曲から、知られざる傑作までを取り揃えて、クラシック音楽に初めて触れるという方にもオススメできるシリーズである。 6月公演では、ヴァイオリン協奏曲の歴史の中で最も音楽的な深さを持ち、演奏も難しいと言われるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲に周防亮介が挑む。彼は海外ではヴィエニャフスキ国際(審査員特別賞を受賞)、ダヴィッド・オイストラフ国際などのヴァイオリンコンクールで入賞し、国内でも日本音楽コンクールで入賞するなど、その

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