ぶらあぼ2022年3月号
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4/19(火)19:00 東京オペラシティ リサイタルホール 2/25(金)発売問 東京オペラシティチケットセンター03-5353-9999 https://www.operacity.jp41東京オペラシティシリーズ 第126回4/23(土)14:00 東京オペラシティ コンサートホール川崎定期演奏会 第85回 4/24(日)14:00 ミューザ川崎シンフォニーホール問 TOKYO SYMPHONY チケットセンター044-520-1511 https://tokyosymphony.jpリオネル・ブランギエ ©Simon Pauly曲だ。立体バージョンの「ボレロ」とでもいえるだろうか。 ラヴェルのピアノ協奏曲ではフランスの若手、ドゥ・ラ・サールが独奏を務める。早くから注目を集め、ラ・フォル・ジュルネやPMFでたびたび来日しているドゥ・ラ・サールが、一段と成長した姿リーズ・ドゥ・ラ・サール ©Stephane Galloisを披露してくれることだろう。同じくラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」、ストラヴィンスキーの「火の鳥」では、オーケストラの精緻な響きが生み出すエレガンスとダイナミズムを楽しみたい。 引く手あまたの人気指揮者だけに、聴けるうちに聴いておかねば!文:飯尾洋一文:木幡一誠リオネル・ブランギエ(指揮) 東京交響楽団欧州を沸かす俊英が放つ極彩美 この4月、東京交響楽団の指揮台に招かれるのはフランスの俊英、リオネル・ブランギエ。東響とは2019年に初共演して好評を呼んだ。ブランギエは05年に18歳でブザンソン国際指揮者コンクールで優勝して注目を集め、14年にチューリヒ・トーンハレ管弦楽団の首席指揮者・音楽監督に就任するなど、若くして国際的な注目を集める新世代の旗手だ。 今回ブランギエが用意したのは、サロネンの「ヘリックス」、ラヴェルのピアノ協奏曲(独奏はリーズ・ドゥ・ラ・サール)と「高雅で感傷的なワルツ」、ストラヴィンスキーの組曲「火の鳥」(1919年版)を並べた色彩感豊かなプログラム。 サロネンは指揮者としておなじみだが、作曲にも精力的に取り組んでいる。「ヘリックス」とは3次元空間における螺旋を指す。円錐のふもとから頂点までくるくると回りながら加速してクライマックスを築くといったイメージの楽東京オペラシティ B■■■■■■■→C ■村結実(オーボエ)鮮やかな色彩をまとうフランス近現代作品の愉悦クー(1965~)が19歳の若さで完 オーボエといえば木管楽器の華。NHK交響楽団首席奏者としてすでに成したソナタは、ミステリアスかつおなじみの顔となった吉村結実が、そ奔放な音使いが魅力を放つ。指揮の華を満喫させるべく東京オペラシ者としても活躍するジョルダン・ギュドファン(1988~)の「白鳥の歌」ティ「B→C」に登場を果たす。(2014)は、ラヴェルにも通じる印 2013年から15年にかけてのパリ留象派風の筆致の中に、歌心と技巧学が「人生で最も大きな出来事」と語る吉村らしく、プログラムの核をなすのの見せ場を満載……。 以上の演目を額縁として取り囲は近現代のフランス音楽。それも多彩むのが、演奏会の冒頭に配されたな面々が並ぶ。ラヴェルのピアノ曲かクープランの「趣味の融合または新らアレンジされた「ソナチネ」に横溢すしいコンセール第7番」と、最後を飾る変幻自在な色彩感。1930年代に芸術家集団“若きフランス”を共に立ち上るバッハの無伴奏パルティータ。ともに舞曲の連なる組曲形式で書かげたメシアンとジョリヴェの小品から伝れた作品を通じて、同時期にフランわる、両者の対照的な世界観のエッセスとドイツで活躍した2人の巨匠のンス。そのジョリヴェの弟子にあたるフィリップ・エルサン(1948~)は、師か音楽的スタイルを描き分ける。そら受け継ぐ“非西欧音楽への関心”にもうした果敢な試みまで、しかと受け立脚しながら、インドの伝統楽器に着とめてみたいステージだ。想を求めて「シェーナイ」(2016)を書き上げた。同様にワールド・ミュージック的な作風で気を吐くティエリー・ペ

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