eぶらあぼ 2020.11月号
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129コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報ぶらPAL今月の注目公演公演情報作曲家の青島広志の監修・構成により、知られざるわが国のオペラの名場面を、東京室内歌劇場の実力派ソリストの名唱で披露し、その魅力を再び世に問うシリーズ「日本オペラの歩み」。第1回は、ソプラノ関定子、テノール谷川佳幸、ピアノ朴令鈴らの出演で、日本近代音楽の父・山田耕筰の《堕ちたる天女》《香妃》や、その高弟・團伊玖磨と、“最後の弟子”である牧野由多可の作品を取り上げる。ヴァイオリンの橋本洋は、東京藝大を卒業後、ジュリアード音楽院で名教師ドロシー・ディレイに学ぶ傍ら、演奏活動を開始。2009年にはウィーンなどヨーロッパで6回の公演を開催、18年にはカーネギーホールでもリサイタルを開き、高い評価を得た。バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」のアルバム発売を記念し、全6曲に挑むステージ。実力派奏者は、“ヴァイオリニストにとっての旧約聖書”を、どう表現するのか。月の11大島 亮(ヴィオラ)BUNKYO SIENA POPS わが青春のポピュラーミュージック! Part.3野平一郎(ピアノ) ベートーヴェン ピアノ三重奏曲 全曲演奏会東京室内歌劇場コンサート 日本オペラの歩み その①~山田耕筰とその流派~か~るくラシック♪イブニングコンサート 第38回小森邦彦(マリンバ) × 徳岡めぐみ(パイプオルガン)橋本 洋(ヴァイオリン)11/1(日)14:00 あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール 11/11(水)19:00 東京オペラシティ リサイタルホール 他11/21(土)15:00 文京シビックホール11/9(月)、11/26(木)各日18:30 王子ホール11/5(木)14:00 18:30 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール11/27(金)19:00 豊田市コンサートホール11/16(月)18:30 ルーテル市ヶ谷ホール文:笹田和人関 定子青島広志©井村重人今年は、20世紀ドイツを代表する作曲家パウル・ヒンデミットの生誕125年。彼自身がヴィオリストでもあり、4つの無伴奏含め、全部で7つのヴィオラ・ソナタを書いた。神奈川フィル首席奏者で、ソリストとしても大活躍する大島亮が、ピアノの草冬香を伴い、全曲を2回に分けて、東西で弾くリサイタル。「楽器を知り尽くしたヒンデミットの作品は、ヴィオラの魅力が存分に詰まっている。楽しんでいただけたら…」と大島は言う。ベートーヴェン生誕250年の今年、これぞ必聴のステージだ。先鋭的な作曲家であり、ピアノの鬼才でもある野平一郎。そして、共に日本を代表するソリストとして国際的に活躍する、ヴァイオリンの漆原啓子とチェロの向山佳絵子。卓越した3つの音楽性が結集し、2日間で、20歳頃の楽聖が書いた変ホ長調(WoO38)から、41歳の時の第7番「大公」まで、2つの変奏曲を含めた全11曲のピアノ三重奏曲の、全く新しい魅力を掘り下げてゆく。野平一郎 ©YOKO SHIMAZAKIとっておきの名旋律の数々に、酔いしれたい。藤岡幸夫指揮のシエナ・ウインド・オーケストラ、朝岡聡のナビゲートで、1950~60年代のポップス・サウンドを味わい尽くすステージ。第1部では『八十日間世界一周』ほか映画音楽を特集し、第2部ではあらかじめ募集した聴衆からのリクエストに応える。さらに、第3部は、世界的トロンボーン奏者の中川英二郎をフィーチャー。「魅惑のクルーナー編」と題して、ジャズを堪能する。藤岡幸夫 ©Shin Yamagishi中川英二郎 ©Simon Yu人気シリーズ「か~るくラシック」第38回は、世界を股にかけて活躍するマリンバの小森邦彦と、豊田市コンサートホールオルガニストの徳岡めぐみの顔合わせ。「トッカータとフーガ」BWV565ほかバッハから、権代敦彦「波を越え、海を越え、時を超えて…」と現代作品まで、多彩に披露する。小森が繰り出す、圧倒的な技巧と音楽性。そして、徳岡が紡ぐ荘厳な音色。2つが溶け合い、未知の響きの世界への扉を開ける。小森邦彦徳岡めぐみ

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