eぶらあぼ 2020.08月号
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21 7月号でご紹介したYouTube動画のクラシック音楽コンテンツ、ベルリン・フィルの「デジタル・コンサートホール(DCH)」など、オーケストラやオペラなどのネット配信はテレビの大画面で鑑賞できると楽しい。昨今のテレビはインターネットに接続できるようになっている。最新型の機種には、YouTubeや映画配信サービスのNetFlix、ベルリン・フィルのDCHのアプリなどがあらかじめインストールされているテレビがある。その場合はもはや何もせずとも、アプリを立ち上げてネット配信の音楽鑑賞ができる。(有料コンテンツもあり) お手持ちのテレビにそうしたアプリ機能がない場合は、先月もご紹介したAmazonから発売されている「Fire TV Stick」が便利。価格は5000円程度、4K対応のものでも7000円程度で購入できる。USB コンサートホールの感動をリビングルームで〜音楽コンテンツを大画面テレビで楽しむメモリのような形をした小さな本体と、リモコンのセットだ。テレビのHDMI端子に挿すだけで各アプリにアクセスできるようになるので、とても簡単だ。リアル・コンサートとライヴ配信のハイブリッドが定着しつつある昨今。リビングの音環境を見直すチャンスだ。都内で行われた試聴会に参加した飯田有抄さん。Fire TV Stickのセットアップはとても簡単。テレビのサイドまたは背面にあるHDMI端子に接続し、Wi-Fiにつなぐだけで設定完了だ。

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