eぶらあぼ 2020.3月号
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72東京2020 NIPPONフェスティバル 共催プログラムアンセム・プロジェクト2020 in Suginami世界の広さを体感するスペシャルコンサート!文:柴田克彦8/30(日)15:00 杉並公会堂  3/28(土)発売問 杉並公会堂03-5347-4450 https://www.suginamikoukaidou.com 最近よく見かけるのが“東京2020 NIPPONフェスティバル”の告知。これは東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、スポーツはもちろん日本の文化・芸術の力を国内外に発信するイベントの総称だ。その中で注目されるのが「アンセム・プロジェクト2020 in Suginami」。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会との共催プログラムに選ばれた本公演は、杉並区・日本フィル・杉並公会堂の長年にわたる協力関係から生まれたもの。山田和樹の指揮のもと、彼がポストを持つ日本フィルと東京混声合唱団が、東京2020大会の熱戦を彷彿させる曲、国歌や愛唱歌、杉並区ゆかりの曲を披露する。 「アンセム・プロジェクト」自体は、東京2020大会に向けて、世界200ヵ国以上の「アンセム」(国歌や第2の国歌のような愛唱歌)を演奏すると同時に、録音、楽譜などで遺していく試み。山田和樹の先導によりすでに多方面で進行してきた。特筆されるのは世界中のアンセムを原語で歌うこと。管弦楽による国歌集は例もあるが、歌付きで網羅するのは前代未聞の快挙といえるだろう。 今回のプログラムは、オペラの有名曲やオリンピック開催地国歌メドレー、杉並区ゆかりのアニメ主題歌メドレーなど興味津々の内容。開催地は夏季大会だけで19ヵ国あるし、“アニメの制作会社が日本で一番多い街”杉並区から生まれたアニメも多いので、いかなる曲が登場するのか大いに楽しみだ。アスリートたちの活躍で盛り上がる夏の最後に、壮大なオーケストラと合唱のサウンドで多様な世界を体感しよう!山田和樹 ©平舘 平第14回 オーケストラの日 2020春爛漫の上野でオーケストラ三昧の一日!文:笹田和人3/31(火) 0歳からのミニ・コンサート 11:30 スペシャルイベント(無料) 15:00(開場) コンサート 19:00東京文化会館問 日本オーケストラ連盟03-5610-7275 http://www.orchestra.or.jp/orchestraday2020/ 全国のプロ楽団などが加盟する日本オーケストラ連盟は、「ミミにイチバン!」の語呂合わせから、3月31日を「オーケストラの日」に制定。クラシック音楽をもっと楽しんでもらおうと、毎年、各地で工夫を凝らしたイベントを展開している。首都圏の13楽団が合同で開く「第14回 オーケストラの日」は、東京文化会館で開催。この日のために組織された「オーケストラの日祝祭管弦楽団」による演奏会など、多彩な催しが行われる。 大ホールでの祝祭管のステージは、午後7時開演。角田鋼亮指揮で、生誕250年のアニヴァーサリーイヤーを迎えた、ベートーヴェンの交響曲第7番を軸に。特に最終楽章が「バッカスの祝宴」にも例えられる同曲をはじめ、チャイコフスキー「眠りの森の美女」からワルツ、ドヴォルザーク「スラヴ舞曲集」からの抜粋、バーンスタイン「ウェストサイド物語」から〈シンフォニック・ダンス〉と、“祭り”を意識した豪華なプログラムを届ける。 これに先立ち、午前11時半からは、乳児から大人までが一律ワンコイン(500円)で楽しめる「オーケストラメンバーによる0歳からのミニ・コンサート」も開催。午後3時からは、オーケストラのことがよくわかるブースが並ぶ「オーケストラ広場」(大ホールロビー)やリレーリサイタル(小ホール、小学生から入場可)、ゲネプロ公開(大ホール、4歳以上)、バックステージツアー(要事前申込)、楽器体験、スタンプラリーなど、無料イベントも盛りだくさんに用意されている。昨年の模様角田剛亮 ©Hikaru Hoshi

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