7日本の公共ホールや芸術団体が連携し、異分野のクリエイターたちが創意を結集させて斬新な舞台を繰り広げてきた「全国共同制作オペラ」。最新作であるヴェルディの人気作《ラ・トラヴィアータ》は、題名役をイタリアのディーヴァ、エヴァ・メイが歌うのも話題だが、様々な舞台芸術で独自の感性を放つ矢内原美邦のオペラ初演出にも注目したい。「現代から未来に繋がる新しいオペラを目指す。これまでにないヴィオレッタ像になると思う」と矢内原自身がコメントするだけに期待は大きい。オーディションによって選抜されたダンサーと俳優たちもドラマに絡んでいくとのこと。ますます好奇心がそそられる。【今月の表紙】全国共同制作オペラ(白河・金沢・東京)ヴェルディ/歌劇《ラ・トラヴィアータ》(椿姫)全幕ぶらあぼ = Bravo は賞賛を意味する感嘆詞。Bravoを、イタリアを含むヨーロッパの諸言語では ブラアヴォ=ぶらあぼ と発音、クラシック音楽やオペラ・バレエ上演の際にかけ声として使われます。“ぶらあぼ”なクラシック音楽への誘い、それが『クラシック音楽情報誌 ぶらあぼ』です。2. 20202/9(日)14:00 白河文化交流館コミネス 2/16(日)14:00 金沢歌劇座 2/22(土)14:00 東京芸術劇場コンサートホールContentsユーリ・テミルカーノフ(指揮) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20林 美智子(メゾソプラノ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22Pre-Stage=Prestige interviewBRAVO Tips三浦文彰(ヴァイオリン) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24嘉根礼子(サラマンカホール支配人) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26interview追悼 ペーター・シュライヤー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 139
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