eぶらあぼ 2019.12月号
44/205

41Information問 やまぎん県民ホール (山形県総合文化芸術館) チケットデスク  023-664-2204https://yamagata-bunka.jp/※オープニング・ラインナップの詳細は上記ウェブサイトでご確認ください。 バレエ・ファンであるなら、東京・初台の新国立劇場バレエ団による初の東北エリア公演が見逃せない。披露されるのは王道中の王道である『白鳥の湖』。同バレエ団が誇る2人のプリンシパル、米沢唯と井澤駿のコンビが主役を踊るこの公演は、多くの人がバレエの魅力に出会う記念碑的なものになるかもしれない。公演に先駆け、1月26日には同バレエ団所属ダンサーによるバレエ・ワークショップも行われるが、未経験者や初心者でも参加可能なので好奇心旺盛な人ならチャレンジしない手はないだろう。山形がウィーンムード一色に染まる記念すべき日 やや先になるが、2021年1月11日にはこのホールにウィーンから「ニューイヤー・コンサート」がやって来る。ウィンナ・オペレッタの本場であるウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の新春公演は、みんなが楽しめるワルツやポルカの名曲オンパレード(しかも同劇場のバレエ団メンバーも出演!)。こちらも東北エリアには初お目見えだ。音楽に酔いしれ、豊かな響きに心奪われ、笑いが起こるほど楽しいステージを体験できるはず。ウィーン少年合唱団のメンバーとして何度も来日し、現在はフォルクスオーパー交響楽団ファミリーとなっているマエストロ、グイド・マンクージが本場ウィーンのユーモアも交えた指揮ぶりで幸せなひとときをプレゼントしてくれるだろう。  こうしたバラエティ豊かな公演のほか、21年3月6日には東日本大震災から10年を前にして、鎮魂の祈りを込めた聲明(しょうみょう)のコンサートも行われる。また世界的に有名な太鼓芸能集団「鼓童」と、オペラや「シルク・ドゥ・ソレイユ」公演などの演出を行うロベール・ルパージュとのコラボレーション公演も予定されており、オープニング・シーズンから多くの人を喜ばせる文化発信地としての地位を早くも築き上げたといえるだろう。 山形市および周辺地域、県内全域、そして周辺の県からも人が集まる場としてオープンする「やまぎん県民ホール」。今後の続報も含め、最新情報から目を離されませんよう。文:オヤマダアツシ小曽根 真 ©中村風詩人飯森範親 ©山岸 伸米沢 唯井澤 駿山形交響楽団 ©Kazuhiko Suzuki

元のページ  ../index.html#44

このブックを見る