eぶらあぼ 2019.10月号
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15現代を代表する巨匠指揮者ワレリー・ゲルギエフの精力的な活動は止まることを知らない。「世界で最も忙しいマエストロ」が放つ意欲的企画、それがマリインスキー歌劇場の総力を結集しての「チャイコフスキー・フェスティヴァル2019」だ。内容とボリュームがとにかく凄い。実力派の歌手をずらりと揃えた《スペードの女王》舞台上演と《マゼッパ》(コンサート形式)というオペラ2本の後に、ほぼノンストップで交響曲全6曲、ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲全3曲、そして「ロココの主題による変奏曲」までも演奏するのだ。もちろんゲルギエフは全日タクトを執る。“チャイコ・フィーバー”の7日間だ。※P.38のワレリー・ゲルギエフのインタビュー記事もぜひお読みください。【今月の表紙】ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場チャイコフスキー・フェスティヴァル2019ぶらあぼ = Bravo は賞賛を意味する感嘆詞。Bravoを、イタリアを含むヨーロッパの諸言語では ブラアヴォ=ぶらあぼ と発音、クラシック音楽やオペラ・バレエ上演の際にかけ声として使われます。“ぶらあぼ”なクラシック音楽への誘い、それが『クラシック音楽情報誌 ぶらあぼ』です。10. 2019Contentsワレリー・ゲルギエフ(芸術総監督/指揮) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38ロビン・ティチアーティ(指揮) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40工藤和真(テノール) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42Pre-Stage=Prestige interviewBRAVO Tips斎藤雅広(ピアノ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44ワレリー・ゲルギエフBRAVO Theatre Focus東京建物 Brillia HALL 11月にオープン! ・・・・・・・・・・ 4811/30(土)~12/7(土) 東京文化会館、サントリーホールチャイコフスキー・フェスティヴァル2019公式サイト https://www.japanarts.co.jp/tf2019/※フェスティヴァルおよびオーケストラの全国公演の詳細は上記ウェブサイトでご確認ください。interview

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