eぶらあぼ 2019.5月号
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マイスター・ミュージックは日本人初のディプロム・トーンマイスター主宰のハイ・クオリティーサウンドを追求するレーベルです。【384Khzハイレゾ・レコーディング&マスタリング】MEISTERMUSIC http://www.meister-music.com最難関、ミュンヘン国際音楽コンクール第1位獲得 記念盤作品に対して演奏者各人が抱き、そして発するべき言葉が深い次元で音として共有されているからこそ達成できる、若さゆえの華やぎと、若さに似合わぬ落ち着きと洞察性の備わったアンサンブル。3人それぞれがソロイストとしても優れた能力を有しながら、その「室内楽的に卓越したアプローチ」を審査員に評価されて、数多のコンクールでも最難関とうたわれるミュンヘンの覇者となったのも納得のいく話だ。(木幡 一誠 )小川 響子ヴァイオリン伊東 裕チェロ秋元 孝介ピアノ葵トリオハイドン:ピアノ三重奏曲 第27番 ハ長調シューベルト:ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調【ハイレゾ配信】e-オンキョー/ iTunes/ mora/レコチョク【ストリーミング配信】AWA/ Google Play Music/ NML/ spotify、他録音機材はクラシック音楽専用のチューニングDXD384KHz レコーディングハイレゾ音源の最大の特徴でもあり、響きの重要なファクターである「倍音」をもっとも理想的な状態で録えるため、私たちマイスター・ミュージックは、世界的にも希少な高感度の音楽専用マイクロフォンによる、ワンポイントでのレコーディングを採用しています。2019年よりレコーディングと配信を開始した384KHzというスペックでは、その圧倒的な情報量により、今まで聴こえてこなかった、演奏家の繊細な表現や響きの艶やかなうつろい、さらには音楽の一部としての息づかいまでもが感じられる、よりリアルで立体感のあるサウンドがお楽しみ頂けます。そして、その美しい響きは、CDにも生かされています。MM-4055 / ¥3,000+税 *一部ライヴ音源使用4.25RELEACE日本を代表する名匠2人の共演によるシューマン。1つ1つの音符が持つ意味を掘り下げ、そして慈しんできた年輪の重みと、洞察性に富む眼差しがそのまま楽音として放たれていくがごとき堤剛のチェロと、それを懇切丁寧に受け止める合奏が繰り広げる世界は、月並みな形容を拒む含蓄の深さをたたえる。ソリストとオーケストラが交わす室内楽的な対話と、そこに備わる感興の高さは、たとえば第2楽章にたちこめる濃密な空気感ひとつとっても傾聴に値しよう。(木幡 一誠 )シューマン:チェロ協奏曲堤 剛チェロ小林 研一郎指揮日本フィルハーモニー交響楽団月並みな形容を拒む含蓄の深さチャイコフスキー:交響曲 第3番『ポーランド』MM-4056 / ¥3,000+税  *ライヴレコーディング4.25RELEACEマスター音源DXD384KHzマスター音源DXD384KHzPhoto:Naruyasu NabeshimaPhoto:Noriko YamamotoPhoto:Naoya Ikegami

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