eぶらあぼ 2019.5月号
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コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報今月の注目公演公演情報ぶらPAL105新潟市民芸術文化会館 主催公演〒951-8132 新潟県新潟市中央区一番堀通町3番地2 http://www.ryutopia.or.jpお問合せ・ご予約:りゅーとぴあチケット専用ダイヤル025-224-5521主催:公益財団法人 新潟市芸術文化振興財団りゅーとぴあオンライン・チケット https://www.ticket.ne.jp/ryutopiaticket/(11:00~19:00 休館日を除く)●りゅーとぴあ・1コイン・コンサート vol.100 「祝祭の日“ピアノ駅伝”」5/11(土)10:30 13:00 15:00 17:00 コンサートホール過去1コイン・コンサートに出演したピアニストたちによる連続コンサート![10:30~11:20]ピアノ=中川賢一(0歳からのコンサート) ※3歳以上有料[13:00~13:50]ピアノ=田村 緑[15:00~15:50]ピアノ=白石光隆[17:00~17:50]ピアノ=デュエットゥ かなえ & ゆかり(連弾&2台ピアノ)全席自由 各¥500 ※チケットレス/当日会場にて支払い、各公演入替制田村 緑中川賢一©Shuhei NEZUデュエットゥかなえ&ゆかり白石光隆©岩切 等●りゅーとぴあ室内楽シリーズ No.34 「5台ピアノの世界」5/12(日)14:00 コンサートホール 人気ピアニストの50指が激動!「フル・コンサート・ピアノ」5台による震撼のピアノ・スペクタクル!!ピアノ=中川賢一、田村 緑、白石光隆、デュエットゥ かなえ & ゆかりホルスト(駒井一輝編)/組曲「惑星」より 第4曲“木星” エルガー/行進曲「威風堂々」 第1番ムソルグスキー(駒井一輝編)/組曲「展覧会の絵」(全曲) ほかS¥3,500 A¥2,500 B¥1,500ジョナサン・ノット●第113回新潟定期演奏会/東京交響楽団5/26(日)17:00 コンサートホール2019年度新潟東響定期の幕開けは、ジョナサン・ノットの「革命」から!指揮=ジョナサン・ノットヴァイオリン=ダニエル・ホープブリテン/ヴァイオリン協奏曲 op.15ショスタコーヴィチ/交響曲 第5番 ニ短調 op.47S¥7,500 A¥6,000 B¥4,500 C¥3,000 D¥2,000●ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団7/3(水)19:00 コンサートホール一生に一度は聴きたい、「至高のマーラー」がここに!指揮=エリアフ・インバル管弦楽=コンツェルトハウス管弦楽団ワーグナー/ 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より “前奏曲”と“愛の死”マーラー/交響曲 第5番 嬰ハ短調S¥11,000 A¥9,000 B¥8,000 C¥7,000 D¥6,000エリアフ・インバル©Sverdlovsk StatePhilharmonyファン・デ・ラ・ルビア©Igor Studio●ファン・デ・ラ・ルビア オルガンリサイタル6/1(土)14:00 コンサートホール世界遺産サグラダ・ファミリアの若き天才オルガニストが新潟単独初来日!オルガン=ファン・デ・ラ・ルビアA.de カベソン/ 「騎士の歌」によるディフェレンシャスJ.ヒメネス/第六旋法によるバッターリャJ.S.バッハ/パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582J. de la ルビア/即興演奏 ほか全席自由 ¥3,0001コイン・コンサート開催100回を記念して、人気ピアニスト4組5名が登場! 江戸時代、長岡藩領だった新潟港ではなぜか唐物が安価で売られていて、「薩摩経由の密貿易があるのでは」と噂されていたそうです。そこで幕府御庭番(!)だった川村修就が、なんと飴屋に扮して潜入調査。そこで何が判明したのか、公文書管理法のなかった時代ゆえ明らかではありません。しかしその後、新潟港が幕府直轄の天領となり、川村本人が初代奉行となったことから推して知るべしというものでしょう。“スパイ”と言えば、イギリスの秘密情報部員ジェームス・ボンドが活躍する映画「007」シリーズが有名ですが、新潟を舞台に密偵の実録秘史があるのでございます。5月の東響新潟定期演奏会は、“スパイ”というわけではありませんが、イギリス出身の指揮者・ソリストが揃い踏みです。指揮はジョナサン・ノット、ヴァイオリン・ソロはダニエル・ホープで、作曲者が生死をかけて生み出した2曲を演奏します。同郷の作曲家ブリテンが、第二次世界大戦が地獄の業火となってヨーロッパに広がった1939年に作ったヴァイオリン協奏曲と、ショスタコーヴィチが、友人知人の誰が密偵か分からないという恐怖の中で作曲した交響曲第5番。近年は年1回しか新潟定期に登場することのないノット。これまで新潟で演奏した曲のリストを見ながら、「人の生死に直結するような曲ばかり演奏してきたね」と苦笑いして、「少し気軽に聴いてください」と言いつつ、昨年はラフマニノフの交響曲第2番他を指揮。でもやっぱりこの人の真骨頂は、今回のようなプログラムなのでしょう。壮絶な名演が期待されます。お聴き逃しなく。(事業企画部H)“りゅーとぴあ”今月の聴きもの「御庭番は飴屋さん」関連公演

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