eぶらあぼ 2019.3月号
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コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報今月の注目公演公演情報ぶらPAL123常任指揮者 シルヴァン・カンブルラン次期常任指揮者 セバスティアン・ヴァイグレお申込み・お問合せ 読響チケットセンター(10時~18時/年中無休) 0570‒00‒4390 https://yomikyo.or.jp/2019年度年間・上期会員券&6月までの1回券、絶賛発売中!≪2019年3月~4月の聴きどころ≫ 3月には、いよいよカンブルランが常任指揮者の任期を終える。9年間の集大成として披露するのは、いずれも〈カンブルラン×読響〉時代を象徴するようなプログラムだ。7、9日はイベール「寄港地」にドビュッシー「海」を組み合わせたもの。「海」は2006年に読響と初めて共演した際に取り上げた曲で、この演奏で成功を収めて常任指揮者就任を決めた思い出の作品。11年に再び取り上げた際にも各方面から高い評価を受けており、「海」はカンブルランの“勝負曲”と言えるだろう。昨年9月に絶賛されたラヴェル「ラ・ヴァルス」と同様、カンブルランの高い美意識が隅々まで行き届いた演奏が期待できる。この9年間、メシアン作品などを通じて生命力があり透明感のある音へと研ぎ澄ませてきた成果が表れるだろう。イベールのフルート協奏曲では、国際的にソリストとしても活躍するサラ・ルヴィオンが登場。神戸国際フルートコンクール第1位ほか多数の受賞歴を誇り、数学と物理学も修めた才媛だ。北フランス出身の名花がフランスの名匠と織り成す、エスプリあふれる時間をご堪能いただきたい。合間にツェンダー編曲のドビュッシー「前奏曲集」を入れたのも、カンブルランらしいセンスが光る。ピアニカや多彩な打楽器を用いたツェンダーの独特の世界を味わえるだろう。 23、24日は任期最後のプログラム。メインに選んだのはベルリオーズ「幻想交響曲」。これも常任指揮者就任前の2009年に取り上げた曲で、読響のサウンドが変わったことを印象付けた作品だ。カンブルランのクリアで輝かしいサウンド作りは、更に磨きをかけ、9年間の有終の美を飾るにふさわしい演奏になるだろう。カンブルラン&読響の演奏を、胸に刻んでいただきたい。前半には、現代最高峰の名手エマールがベートーヴェンのピアノ協奏曲で共演。エマールのベートーヴェンといえば、アーノンクール指揮の鮮烈な協奏曲全集を想起する者も多いだろう。エマール独自の解釈によるベートーヴェンが、カンブルランとの共演でどのようなライヴとなるか注目だ。 4月4日は、マルチな才能をもつ鈴木優人がラモー作品やストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」を指揮。八面六臂の活躍を続ける鈴木は、センスあふれるタクトで鮮烈な演奏を展開するだろう。17日は、現代作品で類稀な才能を発揮しているエストニアの鬼才エルツが、3年ぶりに読響の指揮台に上がりシベリウス交響曲第5番を振る。欧州で注目を浴びるヴァイオリンのヴィルデ・フラングとのストラヴィンスキーの協奏曲も聴き逃せない。27、28日は、首席客演指揮者マイスターによる名曲「展覧会の絵」。華麗なサウンドを響かせ、その手腕を発揮するだろう。サラ・ルヴィオン©Christine Schneider◆9年間の集大成 「寄港地」&「海」3/7(木)19:00 サントリーホール3/9(土)14:00 横浜みなとみらいホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C完売指揮:シルヴァン・カンブルラン(常任指揮者)フルート:サラ・ルヴィオンイベール/寄港地、フルート協奏曲ドビュッシー(ツェンダー編)/前奏曲集ドビュッシー/交響詩「海」鈴木優人©Marco Borggreve◆天才・鈴木優人の 「ペトルーシュカ」4/4(木)19:00 サントリーホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C¥4,000指揮:鈴木優人 ピアノ:レミ・ジュニエラモー/歌劇「優雅なインドの国々」組曲ショパン/ピアノ協奏曲第2番ストラヴィンスキー/バレエ音楽「ペトルーシュカ」シルヴァン・カンブルラン©読響◆9年間ありがとう! カンブルランの「幻想」3/23(土)、24(日)14:00東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C完売指揮:シルヴァン・カンブルラン(常任指揮者)ピアノ:ピエール=ロラン・エマールベルリオーズ/歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番ベルリオーズ/幻想交響曲ヴィルデ・フラング©Marco Borggreve◆鬼才エルツが振る シベリウス第5番4/17(水)19:00 サントリーホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C¥4,000指揮:オラリー・エルツヴァイオリン:ヴィルデ・フラングトゥール/共同委嘱作品(アジア初演)ストラヴィンスキー/ヴァイオリン協奏曲武満 徹/星・島(スター・アイル)シベリウス/交響曲第5番コルネリウス・マイスター©読響◆人気のマイスターが登場 華麗なる「展覧会の絵」4/27(土)、28(日)14:00東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C¥4,000指揮:コルネリウス・マイスター   (首席客演指揮者)チェロ:上野通明プロコフィエフ/交響曲第1番 「古典」カサド/チェロ協奏曲ムソルグスキー(ラヴェル編)/組曲「展覧会の絵」

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