eぶらあぼ 2018.11月号
112/207

コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報今月の注目公演公演情報ぶらPAL109常任指揮者 シルヴァン・カンブルランお申込み・お問合せ 読響チケットセンター(10時~18時/年中無休) 0570‒00‒4390 https://yomikyo.or.jp/世界の巨匠や豪華ソリストが次々と登場! 3月までのチケット(1回券)、絶賛発売中!エマニュエル・パユ©Hiro Isaka◆アダムズの衝撃作 「シティ・ノワール」11/28(水)19:00 サントリーホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C¥4,000指揮:デニス・ラッセル・デイヴィスフルート:エマニュエル・パユハープ:マリー=ピエール・ラングラメモーツァルト/フルートとハープのための協奏曲アダムズ/シティ・ノワール 他山田和樹©読響◆絢爛豪華な音楽絵巻 「シェエラザード」2019.1/12(土)、13(日)14:00東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C¥4,000指揮:山田和樹(首席客演指揮者)ピアノ:ホアキン・アチュカロラヴェル/高雅で感傷的なワルツ、ピアノ協奏曲リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」マッシモ・ザネッティ©Hyperactive Studio◆名匠ザネッティが振る《第九》12/19(水)19:00 サントリーホール12/20(木)19:00 サントリーホール12/22(土)14:00 東京芸術劇場12/23(日・祝)14:00 東京芸術劇場12/24(月・休)14:00横浜みなとみらいホール12/25(火)19:00 東京芸術劇場S¥9,500 A¥7,500 B¥6,000 C¥4,500指揮:マッシモ・ザネッティ 合唱:新国立劇場合唱団ソプラノ:アガ・ミコライ メゾソプラノ:清水華澄テノール:トム・ランドル バス:妻屋秀和ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付き」デニス・ラッセル・デイヴィスⒸ読響◆情熱のシベリウス11/23(金・祝)14:00 横浜みなとみらいホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C完売指揮:デニス・ラッセル・デイヴィスチェロ:ハリエット・クリーフエルガー/チェロ協奏曲シベリウス/交響曲第1番 他鈴木雅明©Marco Borggreve◆巨匠・鈴木雅明と 世界最高峰の合唱団が共演10/26(金)19:00 サントリーホールS¥9,500 A¥7,500 B¥6,000 C¥4,500指揮:鈴木雅明合唱:ベルリンRIAS室内合唱団ソプラノ:リディア・トイシャーテノール:櫻田 亮モーツァルト/交響曲第39番メンデルスゾーン/オラトリオ「キリスト」、 詩篇第42番 他≪2018年10月~12月の聴きどころ≫ 10月26日は、世界的マエストロ鈴木雅明が15年ぶりに読響に登場。“J.S.バッハの世界的権威”として名声を得ると同時に、ニューヨーク・フィル、ベルリン・ドイツ響など世界の一流楽団を指揮している。近年はメンデルスゾーン作品に力を注いでおり、9月にはバイエルン放送響との「聖パウロ」も好評を博した。今回は未完のオラトリオ「キリスト」と、鈴木がメンデルスゾーンの詩篇の中で最も素晴らしいと話す第42番を取り上げる。合唱はベルリンを拠点とし、世界最高峰と呼び声高いRIAS室内合唱団。多くの巨匠を虜にしてきた透明度抜群の極上のハーモニーは、会場を幸せな雰囲気で満たすことだろう。深い見識に裏付けられた鈴木のタクトと高次元の邂逅による興奮に酔いしれたい。 11月はアメリカの名匠D.R.デイヴィスが、2プログラムを指揮。シュトゥットガルト歌劇場音楽総監督、ウィーン放送響首席指揮者など、ドイツ・オーストリアの名門楽団や劇場で長年にわたり実績を積み上げている。経験に裏付けられた豊かな表現に期待したい。23日はシベリウス若き日の秀作、交響曲第1番で情熱的なタクトを披露する。北欧の自然を思わせる、神秘的で雄大な響きを作り上げるだろう。エルガーのチェロ協奏曲では、オランダの新星クリーフが共演。2015年の“エコー・ライジング・スター賞”受賞者で、フランクフルト放送響、シカゴ響などに次々とデビューしている実力派。瑞々しい感性あふれる情感豊かな演奏に注目したい。28日は、得意の現代音楽からアダムズの話題作「シティ・ノワール」などを指揮。09年にドゥダメルがロサンゼルス・フィルの音楽監督に就任した折りの記念演奏会のために書かれた作品で、その後も世界各地のオーケストラで演奏されている。執拗に繰り返されるリズムとジャズのテイストが光る話題作をお聴き逃しなく。モーツァルトの協奏曲では、ベルリン・フィルの二人の首席、フルートのパユとハープのラングラメが共演。二人の息の合った名人芸にご注目を。冒頭には、読響の常任指揮者・桂冠名誉指揮者を務め、17年2月に逝去したスクロヴァチェフスキ作曲の「ミュージック・アット・ナイト」を演奏し、生前親交のあった故人へのオマージュとする。 12月19日から25日は、年末恒例のベートーヴェン《第九》公演。東京・横浜で6公演を開催する。指揮はベルリン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座などで活躍するイタリアの名匠ザネッティ。ウィーン国立歌劇場などで活躍するソプラノのミコライら実力派声楽陣と日本を代表するプロ合唱団の新国立劇場合唱団の歌声をお楽しみいただきたい。

元のページ  ../index.html#112

このブックを見る