eぶらあぼ 2018.9月号
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38松本美和子1972年ローマ国立歌劇場で《カルメン》のミカエラでデビュー以降、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場など、世界各国の主要オペラ劇場に出演。91年10月、ウィーン楽友協会にて、日本人としては初めての楽友協会主催による歌曲の夕べに出演し、大好評を博した。98年4月、プッチーニのオペラ《蝶々夫人》のタイトルロールで新国立劇場98-99シーズンの幕開けを飾り、新聞各紙で絶賛を博した。2006年にはこれまでの演奏活動が高く評価され、紫綬褒章を授与、2012年には旭日小綬章を叙勲された。Prole福田進一大阪生まれ。パリ・エコール・ノルマル音楽院を首席で卒業。1981年パリ国際ギターコンクールでグランプリ優勝。以後35年、ソロ・リサイタル、主要オーケストラとの協奏曲、超一流ソリストとの共演を続け、日本を代表するギタリストとして国際的な評価を獲得。ディスコグラフィーは、すでに90枚を超え、2014年からナクソス・レコードより「日本のギター作品集」シリーズをワールドワイドでスタート。教育活動にも力を注ぎ、現在、上海音楽院、大阪音楽大学、広島エリザベト音楽大学、昭和音楽大学の客員教授を務める。07年度外務大臣表彰。11年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。福田進一Shin-ichi Fukuda ギター松本美和子Miwako Matsumoto ソプラノ&

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