eぶらあぼ 2018.2月号
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114常任指揮者 シルヴァン・カンブルランお申込み・お問合せ 読響チケットセンター(10時~18時/年中無休) 0570‒00‒4390 http://yomikyo.or.jp/2018-2019シーズン年間会員券発売中。4月~6月公演の1回券1/27(土)発売開始!ニコライ・ルガンスキー©Marco BorggreveNaïve-Ambroisie◆興奮のフィナーレ《ローマの松》2/16(金)19:00 サントリーホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C完売指揮:ユーリ・テミルカーノフピアノ:ニコライ・ルガンスキーラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲レスピーギ/交響詩「ローマの松」 他ユーリ・テミルカーノフ©読響◆テミルカーノフ、究極の《新世界》2/20(火)19:00 サントリーホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C¥4,0002/21(水)19:00 フェスティバルホール2/22(木)19:00 福岡シンフォニーホールS¥6,100 A¥5,100 B¥4,000 他指揮:ユーリ・テミルカーノフヴァイオリン:レティシア・モレノプロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲 第2番ドヴォルザーク/交響曲 第9番「新世界から」 他ヘンリク・ナナシ©Gunnar Geller◆俊英ナナシが振る R.シュトラウスの傑作3/16(金)19:00 サントリーホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C¥4,000指揮:ヘンリク・ナナシヴァイオリン:ルノー・カプソンブゾーニ/ヴァイオリン協奏曲R.シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 他A.シュタインバッハー©Peter Rigaud◆休日のドイツ・ロマン派名曲選3/10(土)、11(日)14:00 東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C¥4,000指揮:謙=デイヴィッド・マズアヴァイオリン:A.シュタインバッハーメンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲シューマン/交響曲第3番「ライン」 他小林研一郎©読響◆“炎のコバケン”渾身の《幻想》3/20(火)19:00 サントリーホール3/21(水・祝)14:00 横浜みなとみらいホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C¥4,000(21日完売)指揮:小林研一郎ビゼー/「アルルの女」第2組曲ベルリオーズ/幻想交響曲 他シルヴァン・カンブルラン©読響◆カンブルランの“ベト7”4/7(土)、8(日)14:00 東京芸術劇場S¥7,500 A¥5,500 B¥4,500 C¥4,000指揮:シルヴァン・カンブルランヴァイオリン:佐藤俊介モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」ベートーヴェン/交響曲第7番 他◆テミルカーノフの《ロシア音楽》2/10(土)、11(日・祝)14:00 東京芸術劇場S完売 A¥5,500 B¥4,500 C完売2/12(月・休)14:00 横浜みなとみらいホールS¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C完売指揮:ユーリ・テミルカーノフピアノ:ニコライ・ルガンスキーチャイコフスキー/ピアノ協奏曲 第1番ラフマニノフ/交響曲 第2番ユーリ・テミルカーノフ©読響≪2018年2月~4月の聴きどころ≫ 2月は来日時79歳になるロシアの世界的巨匠テミルカーノフが登場。10日~12日は、得意のロシア音楽で熟練の指揮を披露する。メインのラフマニノフの交響曲第2番では、深く温かなサウンドを引き出し、スケールの大きな世界を描くだろう。16日は、レスピーギ「ローマの松」などの華麗な作品群を取り上げる。前半ではロシアの名手ルガンスキーが、ラフマニノフの名曲で豊かな音楽性を発揮し、聴衆を魅了する。20日~22日は、ドヴォルザーク「新世界」で圧倒的なクライマックスを築く。前半、テミルカーノフも認めるスペイン期待の新星ヴァイオリニストのモレノがプロコフィエフで共演。煌びやかな音色で難曲を自在に弾きこなす。 3月10、11日はボストン響、フランス国立管などを指揮し欧州で注目を浴びる謙=デイヴィッド・マズアがシューマン「ライン」をメインとした《ドイツ・ロマン派名曲選》を披露する。父親であるクルト譲りのドイツ音楽で真価を発揮するだろう。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲では、ニューヨーク・フィルなど世界の一流楽団に招かれる名花シュタインバッハーが、銘器ストラディヴァリで艶やかな音色を奏でる。 3月16日には、欧州で頭角を現すハンガリーの俊英ナナシが初登場。先鋭な舞台で高名なベルリン・コーミッシェ・オーパーの音楽総監督を昨年まで務め、今年1月にも英国ロイヤル・オペラでR.シュトラウス「サロメ」を振るなど、オペラでも高い評価を得ている注目株。今回は、得意とするR.シュトラウス作品から傑作「ツァラトゥストラはかく語りき」で熱いドラマを生み出す。前半には、フランスを代表する名手ルノー・カプソンが、珍しいブゾーニのヴァイオリン協奏曲で共演する。この作品は、ブッシュやシゲティら往年の巨匠らが愛したことでも知られ録音では知られているが、演奏機会は極めて稀だ。雄弁に鳴るオーケストラと技巧的なソロの丁々発止にご注目を。 3月20、21日は、特別客演指揮者の小林研一郎が登場し、「幻想」に熱い魂を込める。渾身のタクトで壮大なサウンドを引き出し、聴衆を熱狂の瞬間へと誘うだろう。 4月7、8日には常任指揮者カンブルランがベートーヴェンの交響曲第7番を振る。古典派でも高い評価を得ているカンブルランが、躍動感あふれる名曲で音楽の喜びを爆発させる。前半のモーツァルト「トルコ風」では、今年6月に名門オランダ・バッハ協会の音楽監督に就任する佐藤俊介が共演し、爽やかな風を吹かせる。 4月~6月公演の1回券は1月27日発売。各シリーズの年間・上期会員券は好評発売中。

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