eぶらあぼ 2018.1月号
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Information第15回東京音楽コンクール 優勝者コンサート1/8(月・祝)15:00 東京文化会館 大ホールクラリネット:ヘルバシオ・タラゴナ・ヴァリ ウェーバー:クラリネット協奏曲第2番 変ホ長調 op.74ヴァイオリン:荒井里桜 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64クラリネット:アレッサンドロ・ベヴェラリ コープランド:クラリネット協奏曲ピアノ:ノ・ヒソン ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」op.73全席指定¥2,000東京文化会館友の会会員・シルバー(65歳以上)・ハンディキャップ:¥1,500 25歳以下:¥1,000問 東京文化会館チケットサービス03-5685-0650 http://www.t-bunka.jp/主催:東京文化会館(公益財団法人東京都歴史文化財団)/読売新聞社/花王株式会社/東京都協賛:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社/有馬温泉 有馬グランドホテル/株式会社コンサートサービス/サントリーホールディングス株式会社/ 東京地下鉄株式会社/三井住友海上火災保険株式会社/森平舞台機構株式會社東京文化会館ザ・イヤーパートナー:上野精養軒協力:新日本フィルハーモニー交響楽団/東京交響楽団/東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団/東京都交響楽団/東京フィルハーモニー交響楽団 日本フィルハーモニー交響楽団/読売日本交響楽団/東京オーケストラ事業協同組合後援:エフエム東京平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業円光寺雅彦 ©三浦興一朝岡 聡◎ノ・ヒソン(ピアノ/1998年韓国出身)ピアノ部門第1位及び聴衆賞 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 尊敬する音楽家はグリゴリー・ソコロフです。彼の演奏を通して、音楽を一生愛する心を感じることができました。私は彼の音楽と音楽に対する情熱をとても尊敬しています。音楽は言語と同じです。私の音楽が世界と人々を平和にする、出会いの架け橋になることを願っています。聴衆賞をいただくことができ、私の演奏を高く評価してくださった聴衆の皆様に、心から感謝いたします。コンサートではさらに良い演奏で皆様とお会いしたいです。◎ヘルバシオ・タラゴナ・ヴァリ(クラリネット/1989年ウルグアイ出身)木管部門第1位及び聴衆賞 ウェーバー:クラリネット協奏曲第2番 音楽一家に生まれ、音楽はまるで一つの言語のようでした。尊敬する音楽家はボブ・マーリーです。彼ほど強烈に音楽に生きた人はいません。他にはピアニストのクリスチャン・ツィメルマンにも深く感銘を受けています。今回演奏するウェーバーの作品は、常に演奏されてきた数少ないこの楽器のためのオリジナルの協奏曲で、私の大切なレパートリーです。◎荒井里桜(ヴァイオリン/1999年日本出身)弦楽部門第1位及び聴衆賞 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 今回演奏するメンデルスゾーンの協奏曲は、初めて演奏した小学生の頃から、ホ短調の哀愁漂う綺麗な旋律が大好きでした。この旋律は、自分の感情を出しつつも、それをソフトに表現することが難しいでのす。コンクールでは、初めてのプロ・オーケストラと協奏曲を演奏し、後ろからの迫力や熱気を直接肌で感じました。チャイコフスキーのコンチェルトだったのですが、この経験は今までで一番の思い出です。◎アレッサンドロ・ベヴェラリ(クラリネット/1988年イタリア出身)木管部門第1位 コープランド:クラリネット協奏曲 2017年2月から東京フィルの首席クラリネット奏者を務めています。私はコンクールがとても好きです。コンクールを通して演奏が上達しますし、自分の限界点を超えて、成長することができるからです。今回披露するコープランドのコンチェルトを演奏することは私の夢で、何年もこの作品を勉強してきました。この協奏曲を通して、クラリネットの音色を人の声のような、生き生きとしたものにできるのです。出演者4人のことばPresented by Tokyo Bunka Kaikan©井村重人
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