eぶらあぼ 2018.1月号
150/183
157コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報今月の注目公演公演情報ぶらPAL貞太、近藤良平などの振付家作品に出演。ダンサーとして海外ツアーに参加。2012年よりソロ活動を開始し、舞台のみならず映画、CM、MVに出演する等、活動は多岐にわたる。エルスール財団http://www.elsurfoundation.com/■訃報:ドミトリー・ホロストフスキー氏 ロシアの世界的バリトン歌手、ドミトリー・ホロストフスキー氏が2017年11月22日、ロンドンの自宅で死去した。55歳だった。15年に脳腫瘍と診断されてからも闘病生活を送りながら舞台に立っていた。1962年、シベリア地方のクラスノヤルスク出身。ロック歌手を目指していた時期もあったが、後年オペラ歌手の道に転向した。89年にカーディフ国際声楽コンクールに優勝して大きな脚光を浴び、以後、マリインスキー歌劇場、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場などで活躍した。《エフゲニー・オネーギン》の題名役、《スペードの女王》エレツキーなどチャイコフスキー作品のほか、《ドン・カルロ》ロドリーゴも得意とした。何度か来日しているが、オペラでの最後の来日公演は2011年のニューヨーク・メトロポリタン歌劇場《ドン・カルロ》だった。精悍なルックスと品格あるスピント系の声を持ち、日本でも多くのファンに愛された。化の振興を目的とし、16歳〜26歳を対象に第2回 Shigeru Kawai 国際ピアノコンクールを2018年に開催することを発表した。17年に行われた第1回には、25ヵ国より351名のエントリーがあり、2年連続の開催が決定した。今回は、予備審査・1次予選・セミファイナル・ファイナルの4段階の審査が実施され、ファイナルの課題曲として2台ピアノによるピアノ協奏曲を採用している。18年4月5日より予備審査を開始し、ファイナルは、8月11日に東京文化会館小ホールで行われる。海老彰子・審査委員長のほか、練木繁夫、イヴ・アンリ、ディーナ・ヨッフェらが審査委員に名を連ねている。応募期間は2月28日まで。Shigeru Kawai 国際ピアノコンクールhttp://skipc.jp/■小暮香帆がエルスール財団新人賞 第6回エルスール財団新人賞が発表され、コンテンポラリー・ダンス部門(選考委員:乗越たかお)で小暮香帆が受賞した。「柔和な外見とは裏腹に、空間全体を圧するほどの巨大なエネルギーを一瞬で身体に宿す。しかもそのエネルギーをしっかりと制御しダンスに展開してみせる力もある」として高く評価された。 エルスール財団新人賞は、日本の「詩」と「ダンス」の未来を担うアーティストを応援するために制定され、毎年11月から翌年10月までの活動を対象に、現代詩、コンテンポラリー・ダンス、フラメンコの3ジャンルで顕著な活躍が認められた各1名(1組)に贈られる。 小暮は1989年生まれ。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業。これまで笠井叡、笠井瑞丈×上村なおか、M-laboratory、Dance Theatre LUDENS、岩渕Photo:Pavel Antonovサイン入り キム・ヒョンジュン CD 読者プレゼント第6回仙台国際音楽コンクールのピアノ部門優勝者、キム・ヒョンジュンのCD(サイン入り)を「ぶらあぼ」読者2名様にプレゼント。【応募方法】ハガキにて必要事項をご記入の上、以下の宛先までお送り下さい。 応募宛先:〒102-0073 東京都千代田区九段北1-3-6 セーキビル4F 東京MDE「ぶらあぼ」編集部 「キム・ヒョンジュン CD」プレゼント係 必要記入事項:氏名、住所、電話番号*お送りいただきました個人情報は抽選及び当選の発表のみに 使用し、他の目的には使用致しません。応募締切:2018年1月15日(月) 当日消印有効当選発表:当選者への発送をもって、発表にかえさせていただきます。名様2『第6回仙台国際音楽コンクールピアノ部門優勝/キム・ヒョンジュン』収録曲/モーツァルト:ピアノ・ソナタ へ長調 K.280 シューマン:謝肉祭 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第2番 グリュンフェルト:「ウィーンの夜会」 〜ヨハン・シュトラウスのワルツ主題による演奏会用パラフレーズ仙台市市民文化事業団/オクタヴィア・レコード OVCT-00138 ¥3000+税
元のページ
../index.html#150