eぶらあぼ 2018.1月号
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116新潟市民芸術文化会館 主催公演〒951-8132 新潟県新潟市中央区一番堀通町3番地2 http://www.ryutopia.or.jpお問合せ・ご予約:りゅーとぴあチケット専用ダイヤル025-224-5521主催:公益財団法人 新潟市芸術文化振興財団りゅーとぴあオンライン・チケット http://www.ticket.ne.jp/ryutopiaticket/(11:00~19:00)●第105回新潟定期演奏会/東京交響楽団1/14(日)17:00 コンサートホール指揮=飯森範親ピアノ= アレクサンダー・ガヴリリュクプロコフィエフ/ 交響曲 第1番 ニ長調 op.25 「古典交響曲」 ピアノ協奏曲 第1番 変ニ長調 op.10ムソルグスキー(ラヴェル編)/組曲「展覧会の絵」S¥7,000 A¥5,000 B¥4,000 C¥3,000 D¥2,000飯森範親©Ryo Kawasakiアレクサンダー・ガヴリリュク【ロビーコンサート】13:00~13:30 コンサートホール・ホワイエヴァイオリン二重奏 ヴァイオリン=水谷 晃、木村正貴S.プロコフィエフ/ 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 op.56 ほか入場無料●第106回新潟定期演奏会/東京交響楽団3/4(日)17:00 コンサートホール指揮=秋山和慶バス=妻屋秀和合唱= にいがた東響コーラスモーツァルト/ 歌劇「ポントの王ミトリダーテ」序曲 K.87 アリア「この美しい御手と瞳のために」 K.612 歌劇「皇帝ティートの慈悲」序曲 K.621 歌劇「魔笛」より ザラストロのアリア《この神聖な殿堂の中では》 歌劇「フィガロの結婚」より ドン・バルトロのアリア《仇を討つのは愉快だ》 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より レポレッロのアリア《カタログの歌》 エジプト王タモスのための合唱曲と幕間の音楽 K.345(K.336a)S¥7,000 A¥6,000 B¥4,000 C¥3,000 D¥2,000秋山和慶妻屋秀和●山本真希オルガンリサイタルシリーズ No.24 バッハ<前編> ~16世紀のオルガン音楽から バッハ誕生・ワイマール時代まで~3/21(水・祝)15:00 コンサートホールオルガン=山本真希J.S.バッハ/トッカータとフーガ ニ短調 オルガン小曲集よりブクステフーデ/前奏曲 ホ短調全席自由 ¥2,000山本真希(りゅーとぴあ専属オルガニスト)“りゅーとぴあ”今月の聴きもの 新潟が生んだ文人として真っ先に浮かぶ一人が、坂口安吾。私が高校生の時、日本史の教師が、「君たちは本など読まんのだろう。私が君たちくらいのときは、『もう真実は安吾の中にしかない』と読みふけったものだが」と苦笑していたことを思い出します。五木寛之に浸っていた当時の私は「そんなものか」と感じただけでしたが、後年、安吾の『堕落論』を読んで、その激烈なる意思に一発でノックアウトされたのでした。戦後の混乱期に「生きよ、堕ちよ、堕ちきるべし」と説いた安吾の激烈さに比肩するのは、私見ですが西洋絵画ではゴッホ、クラシック音楽ではムソルグスキーではありますまいか。ゴッホは、生命そのものが踊った残像の如く塗り込めたカンバスによって、ムソルグスキーは誰の二番煎じでもない少数の作品群によって、その名を永く残すことになりました。ムソルグスキーの音楽を聴く時、あまりにも突出したオリジナリティを自身で持て余し、為す術なく立ち尽くす彼の孤独が見えてくるような気がします。そんな彼が残した最も有名な曲が、皆様ご存知、組曲「展覧会の絵」。冒頭のプロムナードがムソルグスキー自身の投影であるなら、キエフの大門においてまるで鐘が鳴り響くようにこの音型が響き渡る瞬間は、死によって別離したハルトマンとムソルグスキーが今一度、抱擁したかのように感動的です(そのことを教えてくれたのは、2014年「茂木大輔のオーケストラ・コンサートNo.10」でありました)。涙なくして聴くことのできない友情の讃歌を、1月14日、東響新潟定期第105回でどうぞ。(事業企画部H)*りゅーとぴあ友の会N-PACmate会員募集中*入会案内をご請求ください。 友の会事務局025-224-5631(平日10:00~18:00 休館日除く) npac@ryutopia.or.jp●にいがた東響コーラス新規参加者募集募集人数:ソプラノ、アルト(各20名)、テノール、バス(各25名)入団オーディション:3/7(水)申込受付期間:1/10(水)~2/21(水) 出演公演名:第108回新潟定期演奏会/東京交響楽団日時:7/8(日)17:00開演会場:コンサートホール曲目:ヴェルディ/レクイエム 詳しくはりゅーとぴあホームページへ。お問合せ:りゅーとぴあ音楽企画課 にいがた東響コーラス 担当 e-mail:niigata-tsc@ryutopia.or.jp●新潟市ジュニア音楽教室 第14回スプリングコンサート3/31(土)14:00 コンサートホール邦楽合奏=ジュニア邦楽合奏団川崎絵都夫/ 子どもの四季*、風と光と大地のうた* ほか *新潟市ジュニア邦楽合奏教室委嘱作品合唱=ジュニア合唱団野田暉行/空がこんなに青いとは(詞:岩谷時子)小林亜星/あたまの上に空(詞:神沢利子)川口 晃/うたえおどれ(詞:江間章子) ほか管弦楽=ジュニアオーケストラ教室スッペ/喜歌劇「軽騎兵」序曲ハチャトゥリアン/組曲「ガイーヌ」より “レズギンカ”“剣の舞” ほか全席自由 ¥7002/9(金)発売
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