eぶらあぼ 2017.12月号
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39Information◆キエフ・オペラ(ウクライナ国立歌劇場オペラ)《オペラの饗宴》 2018.1/11(木)《トゥーランドット》 2018.1/12(金)、1/13(土)《椿姫》 2018.1/14(日)Bunkamuraオーチャードホール◆ウクライナ国立歌劇場管弦楽団◎クリスマス・スペシャル・クラシックス12/23(土・祝) 東京国際フォーラム ホールA12/25(月) 東京オペラシティ コンサートホール◎オール・オブ・クラシック プレミアムコンサート12/27(水) 東京文化会館◎「第九」&「未完成」12/28(木) 横浜みなとみらいホール12/29(金)、12/30(土) 東京オペラシティ コンサートホール◆キエフ・バレエ(ウクライナ国立バレエ)『くるみ割り人形』 12/24(日) 東京国際フォーラム ホールA『150周年バレエ・ガラ』 12/26(火) 東京文化会館『新春特別バレエ』 2018.1/3(水) 東京国際フォーラム ホールA『ドン・キホーテ』 2018.1/4(木)、1/5(金) 東京文化会館『白鳥の湖』 2018.1/6(土) 東京文化会館、1/7(日) 千葉県文化会館1/8(月・祝) Bunkamuraオーチャードホール問 光藍社チケットセンター050-3776-6184 ※各公演の詳細は右記ウェブサイトでご確認ください。 http://www.koransha.com/ングには、オクサナ・クラマレヴァ(ソプラノ)、リリア・フレヴツォヴァ(同)、アンドレイ・ロマネンコ(テノール)、ヴァレンティン・ディトゥク(同)他の歌手が予定されている。 そして150周年を記念した「オペラの饗宴」が加わる。これは単なる名場面集ではなく、「ファム・ファタール=運命の女」を主人公とする《椿姫》《トスカ》《カルメン》の傑作“幕”を選りすぐり、異なる3幕の舞台を転換しながら、同劇場のソリスト総出演でおくる一夜限りの特別企画。マニアには堪らず、オペラ入門にもこの上ない。多彩なオーケストラコンサートと華麗なるバレエ公演 演奏会では、「オール・オブ・クラシック プレミアムコンサート」が垂涎の公演。第1部「オーケストラ曲集」で管弦楽の名作を味わい、第2部「オペラ・アリア名曲集」で華麗な歌声に酔いしれ、第3部「バレエ『カルメン組曲』」でセット付の1幕バレエに浸るという、一夜に全てが詰まった企画で、歌、バレエ共に看板ソリストが出演する。これまさに一挙両得(三得?)だ。 同じく「『第九』&『未完成』」も見逃せない。人類愛を謳い上げた「第九」で熱い感動を届けるだけでなく、シューベルト一流の旋律美と転調の妙味に溢れた「未完成」を併せて演奏。両曲は同時期の作ゆえに、個性の違いとクラシックの奥深さを実感できる。1996年から歌劇場&楽団を率いる名匠ミコラ・ジャジューラの雄弁な指揮と、同劇場管のスラヴ特有の強靭なサウンドも、他では聴けない「年末“第九”」をもたらしてくれること必至だ。さらに聖夜に相応しいゴージャスな雰囲気を味わえる「クリスマス・スペシャル・クラシックス」も2公演用意されている。 最後におなじみの「キエフ・バレエ」(ウクライナ国立バレエ)。数多く来日公演を重ね、高評価と人気を得ている。エレーナ・フィリピエワ、アナスタシア・マトヴィエンコ、レオニード・サラファーノフ他、名ダンサーが来日。演目には『白鳥の湖』『くるみ割り人形』など極上の人気作が並び、今回限りの特別ガラ公演を含めて豪華なステージが展開される。 本ツアーは、オペラ、オーケストラ、バレエのいずれのファンも要注目。新ジャンルに触れてみたい方にも絶好の機会となる。ミコラ・ジャジューラ《白鳥の湖》《トゥーランドット》公演期間 2017.12/23~2018.1/14

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