eぶらあぼ 2017.12月号
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159コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報今月の注目公演公演情報ぶらPALは、NDRエルプフィルの首席指揮者にも就任する。今回の就任により都響は大野和士(音楽監督)、小泉和裕(終身名誉指揮者)、エリアフ・インバル(桂冠指揮者)との4人の大きな柱のもと活動を展開することとなる。 新シーズンの特長は、後期ロマン派から近現代の大曲プログラムへの取り組み。大野はマーラー交響曲第3番(2018.4/9,4/10)でシーズン開幕を告げ、ボロディン「だったん人の踊り」やチャイコフスキー交響曲第3番などのロシア・プロ(4/19)、ジャン・フルネ没後10年&ドビュッシー没後100年記念公演として、ラヴェル「ダフニスとクロエ」第2組曲、ドビュッシー「イベリア」ほか(10/13)、英国のテノール、イアン・ボストリッジを迎えてマーラー「少年の不思議な角笛」からとプロコフィエフ交響曲第6番(19.1/15)など多彩な演目を披露。 ギルバートは、就任披露公演でシューベルト交響曲第2番とマーラー「巨人」(18.7/15,7/16)を振るほか、バーンスタイン生誕100年&ガーシュウィン生誕120年記念公演として、「シンフォニック・ダンス」や「パリのアメリカ人」ほかを(7/21)。インバルは得意とするショスタコーヴィチ交響曲第5番(19.3/26)やブルックナー交響曲第8番(ノヴァーク第2稿・1890年版)(19.3/17)を指揮する。東京都交響楽団http://www.tmso.or.jp/■第86回日本音楽コンクール入賞者 発表 第86回日本音楽コンクールの本選が10月21日から26日まで、東京オペラシティ コンサートホールで開催され、各部門の結果が発表された。結果は以下の通り。【ピアノ】第1位 吉見友貴(野村賞、井口賞、河合賞、アルゲリッチ芸術振興財団賞)/第2位 鐵百合奈(三宅賞、岩谷賞)/第3位 原嶋唯/入選 小井土文哉【ヴァイオリン】第1位 大関万結(増沢賞、岩谷賞、レウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞、名器賞)/第2位 外村理紗/第3位 岸本萌乃加/入選 飯守朝子【チェロ】第1位 香月麗(徳永賞、E・ナカミチ賞)/第2位 矢部優典(E・ナカミチ賞)/第3位 藤原秀章/入選 岩崎弓夏、櫃本瑠音(岩谷賞)【声楽】第1位 鈴木玲奈/第2位 横山和美(岩谷賞)/第3位 小林大祐/入選 迫田美帆、今井文音、市川浩平【ホルン】第1位 濱地宗(瀬木賞、岩谷賞)/第2位 庄司雄大/第3位 根本めぐみ/入選 信末碩才、柳谷信【作曲】第1位 久保哲朗(三善賞、明治安田賞)/第2位 向井航(岩谷賞)/第3位 高木日向子、中村匡寿/入選 小野田健太 「岩谷賞」は会場の聴衆の投票による聴衆賞。「増沢賞」は、全部門を通じて最も印象的な奏者・作品に贈られる。なお、委員会特別賞は、作曲部門の指揮・演奏の小鍛冶邦隆とアンサンブル・リームに贈られた。日本音楽コンクールhttp://oncon.mainichi-classic.jp/■石﨑真弥奈が第2回ニーノ・ロータ 国際指揮者コンクールで優勝 10月上旬にイタリアのマテーラで行われた第2回ニーノ・ロータ国際指揮者コンクールで、石㟢真弥奈がニーノ・ロータ賞(優勝)と特別賞(聴衆賞)を受賞した。同コンクールは、管弦楽だけでなくオペラ(歌との合わせ)のウェイトが高いのが特徴。石㟢には、優勝賞金2,000ユーロ、特別賞(マテーラ、ターラント各地における聴衆賞)賞金各500ユーロのほか、ICO(イタリア芸術協会)オーケストラの2017/18シーズンで3回の演奏会を指揮する機会が授与された。 石㟢は1986年生まれ。東京都出身。2009年東京音楽大学卒業、11年同大学院修了。広上淳一に師事。現在、ウィーンに留学中。17年12月帰国予定。ニーノ・ロータ国際指揮者コンクールhttp://www.orchestramagnagrecia.it/concorso-direzione/■ポッツォーリ国際ピアノコンクールで 八木大輔が第3位 イタリア・ロンバルディア州セレーニョで行われたポッツォーリ国際ピアノコンクールで、八木大輔が第3位に入賞した。史上最年少となる13歳での入賞。同コンクールは、イタリアの作曲家・教育者として大きな功績を残したエットーレ・ポッツォーリを称え、1959年から行われている。第1回の優勝者はマウリツィオ・ポリーニ。これまでに日本人では、東誠三が優勝している。 八木は2003年神奈川県伊勢原市生まれ。藤井麻衣子、石井理恵、黒田亜樹に師事。17年2月ミラノ派遣オーディション最優秀賞、同年6月ミラノピアノタレンツコンクールで大賞および聴衆賞受賞。現在、港区立白金の丘学園白金の丘中学校2年に在学。ポッツォーリ国際ピアノコンクールhttp://www.concorsopozzoli.com/©Shigeto Imura

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