eぶらあぼ 2017.9月号

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152際的なピアニストの発掘・育成を目的として開催する国際コンクール。16歳から26歳までが対象で、予選会からファイナルまでShigeru Kawaiモデルのピアノを使用。Shigeru Kawai 国際ピアノコンクールhttp：//skipc.jp/■訃報：エルンスト・オッテンザマー氏　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者として知られ、ソロやアンサンブルでも活躍したエルンスト・オッテンザマー氏が、7月22日、急性心不全のため死去した。61歳。　オーストリアのオーバーエスタライヒ州出身。1979年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団し、83年からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席を務めた。86年からは母校のウィーン国立音楽大学で教鞭を執り、2000年には教授に就任した。息子2人もクラリネット奏者で、同じウィーン・フィル首席のダニエル、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席のアンドレアスと親子3人によるアンサンブル「ザ・クラリノッツ」を結成し活動した。■訃報：大賀 寛氏　公益財団法人日本オペラ振興会の顧問（前理事）で、日本オペラ協会前総監督の大賀寛氏が7月31日、都内の病院で死去した。88歳。　京都府出身。東京芸術大学卒業後、バリトン歌手として《ウィンザーの陽気な女房たち》など多くの本邦初演作に出演した。1958年に日本オペラ協会を設立、81年に藤原歌劇団と統合し、財団法人日本オペラ振興会を設立した。日本のオペラの普及に尽力し、制作に携わったオペラには《春琴抄》（三木稔）、《天守物語》（水野修孝）、《袈裟と盛遠》（石井歓）、《モモ》（一柳慧）などがある。2000年、勲四等旭日小綬章を受章。昭和音楽大学名誉教授。→→パソコンからスマホタブレットからWebでもデジタルマガジンebravo.jpぶらあぼをほとんど丸ごと一冊、パソコン・スマホ・タブレットでお読みいただけます。ぶらあぼのWEBサイトからご覧ください。 ※毎月18日更新。