eぶらあぼ2017.8月号
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159コンサートギャラリーチケット発売情報News & TopicsNew Release Selection新譜情報TV&FMBooks海外公演情報今月の注目公演公演情報ぶらPAL■宮本亜門が新演出オペラ《金閣寺》を フランスで上演へ 2018年3月、宮本亜門が三島由紀夫原作による黛敏郎のオペラ《金閣寺》をフランスで新演出上演する。東京二期会がフランス国立ラン歌劇場と日仏共同制作するもので、世界初演となる3月21日のストラスブール公演を皮切りに、ミュルーズ公演とあわせ7公演が予定されている。 初演には日本から嘉目真木子と志村文彦が参加する。日本での上演は2019年2月を予定している。 6月19日、都内で開かれた制作発表会で宮本は演出プランについて「主人公・溝口の歩みを全て表出させる巨大なコーラスを中心に、溝口の深層心理を深く掘り下げていく、闇の中の舞台」と語った。東京二期会http://www.nikikai.net/■びわ湖ホール芸術監督 沼尻竜典が「オ ペラ指揮者セミナーⅢ」を開講 ドイツ・リューベック歌劇場音楽総監督、びわ湖ホール芸術監督を務め、欧州、日本国内で数多くのオペラを指揮している指揮者の沼尻竜典が、「オペラ指揮者セミナーⅢ」(8/7〜8/9)をびわ湖ホールで行う。このセミナーは、同ホール初代芸術監督・若杉弘とその夫人である長野羊奈子から贈られた「若杉・長野音楽基金」を活用し、2015年より実施されており、今年で3回目となる。受講生は、公募で選ばれた、プロのオペラ指揮者を目指す若手音楽家たち。大阪交響楽団やソリストらの協力を得て、オペラの音楽づくりをはじめとしてさまざまな技術指導を受ける。これまでに《フィガロの結婚》《ドン・ジョヴァンニ》を扱ってきたが、今年は《ラ・ボエーム》を題材として取り上げる。初日は、2台ピアノを用いて楽曲分析や指揮法について学び、2日目からはより実践的にオーケストラでの演習が始まる。舞台後方に大型スクリーンが設置され、一般の聴講者も指導の様子を見ることができる(有料)。オペラファンにとっても、第一線の指揮者の作品解釈やオペラ上演の裏側を、実践を通して具体的に知ることができる貴重な機会となる。沼尻竜典 オペラ指揮者セミナーIII8/7(月)〜8/9(水) びわ湖ホール問 びわ湖ホールチケットセンター077-523-7136http://www.biwako-hall.or.jp/■大野和士がフランスの芸術文化勲章 「オフィシエ」を受勲 6月12日、フランス文化省より、指揮者・大野和士に芸術文化勲章「オフィシエ」が授与された。同時にリヨン市から特別メダルも授与された。今回の授章は大野の9年間にわたるリヨン国立歌劇場首席指揮者としての活動が高く評価されたことによる。大野は「リヨンでの最終シーズンでの受勲ということで大変に嬉しい。リヨン国立歌劇場は常にオペラ作品を、我々の時代にどう見せるか、そして我々の未来を担う人たちにどう問うていくかを真剣に考えている劇場なので、その考えに少しでも貢献できたとすれば幸いです」とコメントしている。5月には英国の音楽ジャーナリスト主催のインターナショナル・オペラ・アワードの「最優秀オペラ劇場2017」にリヨン国立歌劇場が選ばれており、また、同歌劇場で大野の指揮したプロコフィエフ《炎の天使》が、フランス批評家協会によるクロード・ロスタン賞を受賞することも発表された。大野和士公式ホームぺージhttp://kazushiono.com/■チョン・ミョンフンにイタリア共和国 功労勲章「コンメンダトーレ」 東京フィルハーモニー交響楽団の名誉音楽監督を制作発表会より 左から)宮本亜門、嘉目真木子 Photo:M.Terashi/Tokyo MDE大野和士 ©Rikimaru Hotta昨年の模様 写真提供:びわ湖ホール
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