eぶらあぼ 2016.6月号
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117◆インターネット(パソコン・スマートフォン・携帯電話)から、座席を選んでチケットのご予約ができます! ◆シルバー(65歳以上)、U25(25歳以下)、ハンディキャップ割引/託児サービス(有料、要予約)あり。詳細はお問合せください。 ◆出演者・曲目などが変更になる場合がございます。ご了承ください。お申込み・お問合せ=都響ガイド 03-3822-0727 月~金/10時~18時 土日祝/休み  ※主催公演開催日等は休業または営業時間が変更となります。        都響WEBチケット http://www.tmso.or.jp音楽監督:大野和士 終身名誉指揮者:小泉和裕 桂冠指揮者:エリアフ・インバル 首席客演指揮者:ヤクブ・フルシャ円熟のタクトが華やかに描く、ドイツ・オーストリアの名曲エリック・ル・サージュ©Jean-Baptiste Millot秋山和慶指揮者生活50年を超え、ますます鮮やかに、そして深みのある音楽を聴かせる秋山和慶を指揮台に迎え、ドイツ-オーストリアの名曲をお届けします。ヒンデミットの《協奏音楽》はその痛快さで人気の反面、実演の機会は少ない作品。都響の金管と弦楽セクションの迫力あるアンサンブルを秋山の精緻な指揮がまとめあげる様にご期待ください。モーツァルトでは、フランスの名手ル・サージュの美しくもダイナミックなソロを、内外の一流ソリストから「アキヤマの指揮なら」と信頼される技が支えます。そして後半は、秋山が得意とするシュトラウスのゴージャスでしなやかなサウンドが、5月の空のようなまばゆさで大ホールを包み込むことでしょう。第808回 定期演奏会Aシリーズ5/30(月)19:00 東京文化会館 指揮=秋山和慶 ピアノ=エリック・ル・サージュヒンデミット/金管と弦楽のための協奏音楽 op.50モーツァルト/ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491 R.シュトラウス/歌劇『ばらの騎士』組曲S¥6,500 A¥5,500 B¥4,500 C¥3,500 Ex¥1,800イアン・ボストリッジ©Simon Fowler大野和士©HARUKIあふれる色彩感とめくるめく響きが生み出す、恍惚の音宇宙大野和士今季最初のコンサートは、深い精神世界を職人技のオーケストレーションが彩る名曲の饗宴です。前半はブリテン。大野自身得意とする傑作オペラの舞台を彷彿させる《4つの海の間奏曲》。さらに、イギリスを代表する名テノールであり、大野とも共演を通じて信頼し合うイアン・ボストリッジが歌う《イリュミナシオン》は、この曲がまるで彼のために書かれたかのような強い感銘をもたらすことでしょう。後半は世紀転換期に書かれた独特の音色感と表現力を持つ2曲。《夜想曲》はまさにドビュッシーにしか描けない夢幻的な音の絵画。そしてスクリャービンの《法悦の詩》では、大管弦楽による官能的音響が聴衆をめくるめく恍惚の世界へと誘います。第809回 定期演奏会Aシリーズ 6/8(水)19:00 東京文化会館第810回 定期演奏会Bシリーズ 6/9(木)19:00 サントリーホール指揮=大野和士 テノール=イアン・ボストリッジ * ブリテン/歌劇『ピーター・グライムズ』より「4つの海の間奏曲」op.33a     イリュミナシオン op.18 *ドビュッシー/《夜想曲》より「雲」「祭」  スクリャービン/法悦の詩 op.54(交響曲第4番)S¥7,500 A¥6,500 B¥5,500 C¥4,500 Ex¥2,800(8日) P¥3,500(9日)ミゲル・ハース=ベドヤ©Bell Soto夏の休日を彩る、情熱のひとときペルー出身の指揮者ハース=ベドヤが初登場です。2016年が生誕100年にあたるヒナステラの代表作《エスタンシア》。《タンガーゾ》は哀愁漂うピアソラの佳曲。爛熟した巨大なワルツが渦巻くラヴェルの傑作《ラ・ヴァルス》。そして、トルコ出身の奇才ピアニスト/作曲家ファジル・サイが、日本を代表するサクソフォン奏者・須川展也のために書き下ろす協奏曲の世界初演。パワフルでカラフルでヴァラエティに富んだプログラムが夏の休日を熱く盛り上げます。プロムナードコンサートNo.369 7/18(月・祝)14:00 サントリーホール 指揮=ミゲル・ハース=ベドヤ サクソフォン=須川展也ヒナステラ/バレエ組曲《エスタンシア》 op.8aファジル・サイ/アルトサクソフォンと管弦楽のための《バラード》op.67(2016)(世界初演)ピアソラ/タンガーゾ(ブエノスアイレス変奏曲)(1969) ラヴェル/ラ・ヴァルスS¥5,800 A¥4,800 B¥3,800 P¥2,000須川展也©Masanori Doi信頼の絆で結ばれた大野と小山による異国情緒ゆたかな名曲第811回 定期演奏会Cシリーズ(平日マチネ)6/15(水)14:00 東京芸術劇場 指揮=大野和士 ピアノ=小山実稚恵モーツァルト/歌劇『後宮からの誘拐』序曲 K.384 サン=サーンス/ピアノ協奏曲第5番 ヘ長調 op.103 《エジプト風》リムスキー=コルサコフ/交響組曲《シェヘラザード》 op.35(ヴァイオリン独奏=矢部達哉) S¥5,500 A¥4,500 B¥3,500 C¥2,500 Ex¥1,800音楽監督・大野和士の指揮で、エキゾチックな表情が魅力の名曲をお届けします。軽快なトルコ風の音楽が疾走するモーツァルトの序曲で幕開け。続く、サン=サーンスがエジプト滞在中に作曲した明朗で美しいピアノ協奏曲は、日本を代表するピアニストの一人にして大野の盟友・小山実稚恵がソロを務めます。そして後半を彩るのは、『千夜一夜物語』を題材とした《シェヘラザード》。古今東西の管弦楽曲の中でも抜群の人気を誇るこの交響絵巻で、大野&都響の魅力をご堪能ください。小山実稚恵©ND CHOW大野和士©Rikimaru Hotta

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