eぶらあぼ 2016.2月号
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109常任指揮者 シルヴァン・カンブルランお申込み・お問合せ 読響チケットセンター(10時~18時/年中無休) 0570‒00‒4390 http://yomikyo.or.jp/シルヴァン・カンブルラン≪2月~3月の聴きどころ≫ 2月は、常任指揮者のカンブルランが来日。12日と14日は、70分を超すマーラーの大作、交響曲第7番「夜の歌」を指揮する。カンブルラン×読響のマーラー演奏は、非常に高い評価を得ており、今回も期待が高まる。印象的なテナー・ホルンのソロから始まる「夜の歌」は、マーラー特有の“明と暗”や“生と死”の響きがめまぐるしく交錯していく。カンブルランは、この多様な解釈を許す作品を独自の鋭いセンスで読み込み、マーラーの大編成の響きに隠された数々の「仕掛け」をくっきりと浮かび上がらせるだろう。前半には、同じく“夜”を題名とするモーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を披露する。カンブルランらしいウィットに富んだ組み合わせだ。この超有名曲もカンブルランの手にかかれば、新たな発見や驚きにあふれた演奏になるだろう。 3月4日と6日には、一昨年6月の大阪定期で初共演し絶賛された新鋭ツィガーンが再登場。人気曲「ボレロ」など情熱あふれるスペイン・プログラムを振る。ギター協奏曲の代表作「アランフェス協奏曲」では、世界最高峰のアルハンブラ国際コンクールで優勝するなど、今最も注目を集める若手ギタリストの朴葵姫(パク・キュヒ)が共演。世界トップレベルと言われる美しいトレモロを奏で、スペイン情緒あふれるロドリーゴの音世界を鮮やかに表現する。 3月中旬には、ドイツの重鎮ツァグロゼクが約10年ぶりに来日し、初めて読響の指揮台に上がる。ツァグロゼクは、ライプツィヒ歌劇場やシュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督、ベルリン・コンツェルトハウス管の首席指揮者などを歴任し、一時代を築いた巨匠。昨年6月にはアムステルダム歌劇場「ルル」でロイヤル・コンセルトヘボウ管を振り絶賛され、今シーズンもボローニャ歌劇場やケルン歌劇場へも客演を続けている。 10日と12日にはブラームスの「交響曲第1番」とR.シュトラウスの「メタモルフォーゼン」という得意のドイツ・プログラムで、持ち前の堅固なドイツ・サウンドを響かせる。17日には、コダーイの代表作「ハーリ・ヤーノシュ」とベートーヴェン「英雄」を指揮する。皇帝ナポレオンにちなむ2作品を組み合わせた、独創的なプログラム。前半には、イギリスの現代作曲家G.ベンジャミン「ダンス・フィギュアズ」を日本初演。この作品は、モネ劇場などの委嘱でアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル振付のダンス作品のために構想され、コンサート版は2005年にバレンボイム指揮シカゴ響で初演された。現代曲でも高い評価を得るツァグロゼクの手腕が発揮されるだろう。 3月後半には、“炎のコバケン”こと小林研一郎が登場。24日には、大序曲「1812年」など、得意のチャイコフスキーで熱いタクトを振る。日本を代表する実力派・田部京子が独奏を弾くモーツァルトも聴きどころだ。25日には、20時開演の《読響カレッジ》に登場。R.コルサコフの名品《シェエラザード》をドラマティックに描き上げる。2015年度1回券(2016年3月まで)/2016年度年間・上期会員券 絶賛発売中◆カンブルランの甘美な〈夜の歌〉2/12(金)19:00 サントリーホールS¥7,200 A¥6,100 B¥5,100 C完売2/14(日)14:00 東京芸術劇場S¥7,200 A¥5,100 B¥4,100 C完売指揮=シルヴァン・カンブルラン(常任指揮者)モーツァルト/セレナード第13番       「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」マーラー/交響曲第7番「夜の歌」◆俊英ツィガーンが振る 《情熱のボレロ》3/4(金)19:00 東京芸術劇場S¥7,200 A¥5,100 B完売 C完売3/6(日)14:00 東京芸術劇場S¥7,200 A¥5,100 B¥4,100 C完売指揮=ユージン・ツィガーン ギター=朴 葵姫 ビゼー/「カルメン」組曲から ファリャ/「三角帽子」第2組曲ロドリーゴ/アランフェス協奏曲 ラヴェル/ボレロ朴 葵姫◆ツァグロゼク渾身の ドイツ・プログラム3/10(木)19:00 サントリーホールS¥7,200 A¥6,100 B¥5,100 C完売3/12(土)14:00 横浜みなとみらいホールS¥7,200 A¥6,100 B完売 C完売指揮=ローター・ツァグロゼクR.シュトラウス/メタモルフォーゼンブラームス/交響曲第1番 他◆巨匠ツァグロゼクの鮮烈なる《英雄》3/17(木)19:00 サントリーホールS¥7,200 A¥6,100 B¥5,100 C¥3,600指揮=ローター・ツァグロゼクベンジャミン/ダンス・フィギュアズ <日本初演>コダーイ/組曲「ハーリ・ヤーノシュ」 ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」◆小林研一郎のチャイコフスキー「1812年」3/24(木)19:00 東京オペラシティS¥7,200 A¥5,100 B¥4,100 C完売指揮=小林研一郎(特別客演指揮者) ピアノ=田部京子モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番チャイコフスキー/弦楽セレナード        大序曲「1812年」 他◆コバケンが魅せる 《感動のシェエラザード》3/25(金)20:00 文京シビックホール ※19:30からトークあり。S¥5,100 A¥4,100 B¥3,000指揮=小林研一郎(特別客演指揮者) ナビゲーター=中井美穂リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」ユージン・ツィガーン©Peter Schaafローター・ツァグロゼク©Christian Nielinger小林研一郎©読響

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