eぶらあぼ 2015.6月号
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2568/15(土) ~8/30(日) 東京芸術劇場プレイハウス※金沢、大阪公演あり。詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。問 ホリプロチケットセンター03-3490-4949 http://hpot.jp/stage/100nekoミュージカル『100万回生きたねこ』成ソンハ河×深田恭子のW主演で贈る大人気ミュージカル文:小野寺悦子左:成河 右:深田恭子 イスラエルの演出家ユニット、インバル・ピントとアブシャロム・ポラックが演出・振付・美術を手掛け、2013年にミュージカル化された『100万回生きたねこ』。そのノスタルジックな世界観は観客を魅了し、読売演劇大賞4部門にノミネートされるなど高い評価を博したのは記憶に新しいところ。2年ぶりとなる今回の上演は、キャストも新たに改訂版として再演。主演のねこ役に扮するのは、舞台を中心に活躍し、数々の演劇賞受賞経験を持つ実力派俳優・成河。白いねこ&女の子役には、女優の深田恭子を配役。深田にとって今回が舞台初出演・初主演作となり、映像とはまた違ったみずみずしい演技に期待がかかる。そのほか、王さま役の近藤芳正 、船のり&泥棒役の田口浩正、泥棒役の石井正則など、個性溢れるキャストが集結。また、皆川まゆむや清家悠圭、鈴木美奈子をはじめとしたダンサー陣も顔を揃え、物語世界に躍動感を添える。音楽劇『ライムライト』チャップリンの名作が世界初の舞台化!文:小野寺悦子 チャールズ・チャップリンの傑作映画『ライムライト』が世界初の舞台化。『ライムライト』といえば、「人生を恐れてはいけない。人生に必要なものは勇気と想像力と、そして少しのお金だ」の名ゼリフで広く知られるチャップリン晩年の名作のひとつ。舞台ではチャップリンならではのコメディシーンを織り交ぜつつ、老芸人カルヴェロと新進バレリーナ・テリーのラブストーリーを切なくも美しく描き出す。映画でチャップリンが演じたカルヴェロ役に扮するのは、劇団四季出身で現在ドラマや映画と幅広いシーンで活躍する石丸幹二。一方テリー役を演じるのは、元宝塚歌劇団・宙組トップ娘役の野々すみ花。実力派俳優ふたりがみせる、究極の愛の行方に注目したい。そのほか、ミュージカル界から保坂知寿や吉野圭吾が、ダンス界からは佐藤洋介が参戦。振付は、コンテンポラリーダンス公演や各種ショーを手掛ける木下菜津子が担当する。7/5(日)~7/15(水) シアタークリエ※その他全国で公演あり。詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。問 東宝テレザーブ03-3201-7777http://www.tohostage.com/limelight/6/10(水)~6/14(日)EX THEATER ROPPONGI※福岡、大阪公演あり。詳細は下記ウェブサイトをご確認ください。問 FISEMAN CREATIVE03-5510-1193http://www.gq-dance.comGQ2015『GABBY』躍動感あふれる男たちの饗宴文:高橋彩子 国内外のコンクールで数々の賞を受賞しているスターダンサー達が一堂に会し、一つの物語を紡ぐダンス・エンタテインメント「GQ(Gentleman Quality)」シリーズ。2009年に、新上裕也演出・振付『男たちの晩餐』、2011年に、新上裕也演出・振付&TETSUHARU振付『chocolat ショコラ ヘンゼルとグレーテルより』を上演しているが、このほど4年ぶりの新作『GABBY』が、新上裕也アートディレクション・振付で上演される。 今回は、天才ダンサー、ラスタ・トーマスの初参加も話題だ。世界の様々な檜舞台で踊る一方、07年からは男性超絶ダンス技巧派集団“BAD BOYS”を旗揚げし、自由な活動を展開する彼は、やはり男性のみのGQでどんな活躍をみせてくれるだろうか。 娯楽色豊かでありつつ、観るうちに、深遠な物語も浮かび上がってくるこのシリーズ。今作は“七つの大罪”が隠れテーマだとも聞く。2015年版GQの誕生が楽しみだ。

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